実を結ぶことはないとわかっていても、それでも今は手を離すことはできない。
お互いの思いを確かめあえて、幸せ絶頂のはずなのに先が見えないことはこれほどに切ないのですね(><)
異性に魅かれるのは、種の保存という遺伝子的プログラムで組み込まれた根源的な感情だと思いますが、人間は高次の感情を得たばかりに、生物学的な理由を越えて恋することができるようになってしまった。
キリスト教などの倫理観でそれを認めないのはやはり子孫を残すという生物としての至上命題から外れないためかと思いますが、その板挟みになる人達が悪いわけじゃない。
人間は複雑になりすぎて生きにくい生きものになってしまいました……
作者からの返信
うん、その通りですね。重なり合った想いを叶えることのできない切なさ。でも、ここでその想いを手放すことは、二人にはできないのだろうと思います。
実は自然界の昆虫や動物にも、同性同士で番おうとするパターンというのが必ず見られるのだそうです。つまり、数は少なくても生物学的に同性に引きつけられるケースは自然に起こりうる、ということのようです。
不要な性質は本来は淘汰されていくはずなのに、その性質は消えることなく生物に残り続けている。不思議ですが、それが残るべき意味が、何かあるのではないか……と、そんなことを思わずにはいられません。
大好き、けどそれだけじゃ超えられないこともある、それでも大好き…。
二人の想いがひしひしと伝わってきます…切ない~(´;ω;`)
幸せを祈らずにいられない二人ですっ。
作者からの返信
この辺から、二人の切ない思いが一層募っていきます。叶わないと知りながらも、踏みとどまることができない。誰にもストップをかけることはできないんだろうなと思います……(>_<)