『どんな人生だったとしても自信をもっていい』そう感じさせてくれるお話。

人生に正解や不正解はないと思うのですが、それでも誰かに『その生き方で正解だ』と言ってもらったりして肯定してもらいたいもの。恵さんは単に言葉で肯定してもらっただけでなく、味の記憶も踏まえて彼女の人生を認めてもらえたのでわだかまりが消えたのだと思います。
 どんな生き方になったにせよ、その人生は自分で選んで決めたもの。自分で否定しては自分が可哀想。今の自分に納得がいかなかったとしても自分を否定せず、認めてまた一歩ずつ前に進んで行くのが大切なのかなと読んだあとに思いました。
 今回もとても素敵な作品でした。

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