第7話日暮れの森

「ねえ、ジュンみてこれ、『毒ヶしいキノコ』だってよあげる」

「いらんし、そろそろやるか毒製作、よし」


頬を叩いてやる気を出す。2時間探索して毒草や、ウサギなどを採ったり狩ったりした。

俺は毒の効果を知りたくてあろいろ集めた、キノコやカブみたいなのもあった。まずわ毒草を切り布の上に乗せ

毒草を包み、絞る。ビンに絞り汁ためる。それを繰り返し満タンになった。

と、同時に地面が揺れ、木々がざわめき、鳥が羽ばたく、そして何かが近づいてくる。


「何か来る!」


一足遅かった————背中に強い衝撃が走る。


「⁈⁈」

「ジュン‼︎‼︎」

「ガゔぁ」


混乱しながらも雑貨屋で買ったポーションをがぶ飲みする。木陰で『潜伏』を発動させ叫ぶ———


「にげろおおおおおおおお!!!!」


『挑戦』のおかげでステータスが上がっていたからか生き長らえた。

俺は、袋からカブをとり出す。カブを半分に切って断面をダガーに擦る。このカブは、麻痺毒が入っていて多少は動きを止められる。しかも、効果延長のセンスで延長できる。フレンドリストを確認しコーヤ達が生きているか確認する————まだ生きてる。

『潜伏』をはずし、走しる、全力で。

土魔法を撃った跡と、足跡があるそれも、大きな。あの時奴の顔を見た、オークみたいだったけど違ったイノシシだ二足歩行の、棍棒を持っていたから、多分俺は、棍棒で殴りつけられた。もしコーヤ達が行動不能になってたらやばい。ポーションは、全部俺が持っている、2本飲んだから、致命傷だったら足りない。


「!?」


大きな足音がする近い走ってる。

『潜伏』を起動させて、速度を上げる

——いた、道とは言い難い道を通り小さい木や草をなぎ倒している。もう一度カブをダガーに擦る。


「くらいあがれぇぇえ!!」


ダガーを太ももに突き刺す。ダガーは、捨て、周囲をさぐる——見つけた、センが倒れている傷は——無い、

多分スタミナ切れだろう、センと太刀を背負い、走るただひたすらに走る。ふと思い出し、フレンドリストから通話するもちろんコーヤに———


「コーヤ大丈夫か?」

『ああ、問題ないそっちは?』

「センがスタミナ切れで倒れてた」

『大丈夫なのか?!』

「今背負って走ってるというかコーヤどこにいんの?」

『南にある洞窟』

「わかった目印たてといて」

『ああ』


———プッ

よかったあ生きてた、いま進んでいる方向であってるし、あれかな洞窟は。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る