触れる

 不気味な静けさの中で男は目を覚ました。


 その部屋は闇に閉ざされていた。微かな息遣いと、囁きに似た声が耳に届く他、音という音はない。

 両手両足が冷たく硬い何かに拘束されているようで、逃れようともがくと軽い金属音が暗闇に鳴り響いた。音の反響具合から、男が居るこの部屋が相当広いことが窺えた。

 ここは何処なのか。自分は何故捕らえられているのか。

 考えようとするものの、男の心を恐怖が駆り立て、それ以上の思考を許さなかった。


 ――光……光が欲しい。この闇を、恐怖を掻き消すような、希望の光が。


 男は願った。

 そのとき、眼前に広がる暗闇の奥に、淡い光が現れた。

 ふわふわと宙を揺蕩たゆたいながら、光は男の周囲を泳ぐ。幻想的で美しいその光景に男は目を奪われ、待ち望んだ光の出現に安堵の息を洩らした。

 だが、その安らぎは長くは続かなかった。


 突然、耳を劈く轟音が闇に鳴り響き、男の脇腹に衝撃がはしった。

 淡い光の中で、男は自身の脇腹へ視線を向けた。抉るように割かれた傷口が燃えるように熱い。溢れ出す鮮血が半身を染めあげていく。

 激痛にもがきながら、男は顔を上げた。


 ――それは、鮮血のような朱紅あか


 ぼんやりと闇を照らしていた淡い光の群れが、次々と色を変えていく。変色と共に勢いを増した光が、闇に隠されていたその部屋の全貌を暴いた。

 そこは劇場のようだった。飾り立てられた観客席が周囲を取り囲み、大勢の人間がこの余興の主役である男に狂気を孕んだ視線を向けていた。


「なっ……! なんだこれは!」


 不気味な視線から逃れようと、男が身を捩る。だが、両手両足に食い込んだ鉄の拘束具は、鎖と擦れ合い軽い金属音を響かせるだけだ。

 怒りと焦りと恐怖から、男は観客席に座る大勢に向け、罵詈雑言を投げつけた。だが、観客達は男に視線を向けたまま、その顔に満足気な笑みを湛えている。

 男の叫びが虚しく反響する場内で、せせら笑いが微かに響いた。

 激痛と出血で朦朧としながらも、男は自身の身体に視線を落とし、そして驚愕した。

 いつの間にか、朱紅い光が男の脇腹に群がっていた。透き通った半球状の身体と糸のような触手を持つその生物は、幾筋もの触手を男の傷口へと伸ばし、鮮血に塗れた肉片を毟り取っていく。


「うわああああ! やめろ! 来るなぁぁぁっ!」


 泣き喚く声も虚しく、男の身体が淡い光に浸食されていく。観客席からくすくすと笑い声があがり、やがて場内は拍手喝采に包まれた。



***



「反吐が出るな」


 巨大な鉄の扉を睨み付け、ジルドが吐き捨てる。扉の向こうから漏れてくる品のない笑い声が、殊更にジルドの嫌悪感を煽っていた。

 同行するテオは耳を塞ぎ、隣にしゃがみ込んでいる。


 王都レジオルドの地下に造られたこの施設は、軍法会議で有罪判決を受けた異種族の処刑場だ。人間に害を為した異種族は、その罪の大小に関わらず、この施設へ送られ、処刑される。

 この国は表向き異種族との共存をうたってはいるが、その本質は異種族差別を唱える他の国と大差ない。実刑判決を受けた異種族は、悪趣味な金持ちの余興のために公開処刑される運命だ。そして、その悪趣味な金持ち達に最も人気のある余興こそが、今宵催された『肉食海月の捕食劇』だった。


「こんなところに長居したくありませんよ。隊長はまだなんですか?」


 扉の向こうで反響する断末魔の叫びに耳を塞ぎながら、テオが涙声で呟いた。

 ふたりがこのような場所にいる目的は、施設に併設された憲兵隊の取り調べ室に抑留された、上官のオルランドに会うことだった。

 エストフィーネ村の襲撃事件と野盗の惨殺事件。そのふたつの事件に関わった『人間に害を為す異種族』を見逃したことを罪に問われ、オルランドは懲罰を受けることになったのだ。


「こうなることは判っていた筈なのに、隊長は何を考えてるんだろう……」


 テオがぼやくと、ジルドは取り調べ室の廊下に目を向けたまま、淡々と応えた。


「青年の件に関しては同意だが、マリアのことを考えれば隊長の行動も理解できる。誤って攻撃を受けたとはいえ、惚れた女が自分のために見世物にされて殺されるなんて、胸糞悪いどころの話じゃないだろう」

「まぁ……、そうなんですけど」


 ゼノとマリアを護送し、ありのままを報告すれば、野盗を惨殺したゼノは勿論のこと、オルランドに攻撃したマリアも軍法会議で有罪になる。

 オルランドはこのレジオルディネでも有数の名のある貴族であるベルニ家の嫡男だ。与えられる罰の重さも知れている。

 自身の出自を考慮した上で、彼はふたりを逃がし、自ら罪を問われることを選んだのだ。


 ジルドに窘められて、テオが渋々頷いた矢先、取り調べ室の扉が開かれた。廊下に姿を現した小豆色の髪の男は、テオとジルドに気が付くと、その表情を和らげた。


「待たせたな」

「いえ、隊長こそお疲れ様です」

 

 頭を下げたオルランドに、テオとジルドは略式の敬礼をして見せた。軽く頷きを返し、オルランドが歩調を速める。


「一ヶ月間の謹慎処分だ。その間、隊の指揮はアルバーノに任せることになる」


 事務的に告げ、乾いた靴音を響かせながら、オルランドは廊下を進んでいく。ふたりは顔を見合わせて、先を行く上官のあとを追った。


「個人的な感情で全隊員に苦労をかけることになる。すまない」


 振り返るでもなく、オルランドが謝罪の言葉を口にした。彼にしては珍しい、自信を喪失した声だった。


「残虐性こそ高いものの、男のほうは捕まった村人を助けるために行動したわけですし、死んだのは犯罪者だけです。マリアに至っては自衛の為に能力の片鱗を見せただけで、あとは貴方の言いつけをしっかり守っていました」

「それに、俺たちの仕事を手伝ってくれましたからね。他の奴らだって、彼女があんな胸糞悪い見世物にされるのはごめんですよ」


 弱気なオルランドを励ますように、ジルドとテオは口々に言葉をかけた。オルランドが足を止めて振り返ると、後に続くふたりも釣られて足を止めた。

 向かい合ったオルランドの表情かおはいつもと変わらない、テオが尊敬する、レジオルド憲兵隊第十七隊隊長そのものだった。


「全く、上官思いな部下を持ったものだ」


 やれやれと肩を竦め、オルランドが息を吐く。その表情には微かな笑みが浮かべられていた。


「ついでに、任務続きのお前達に朗報だ。俺が拘束されている間に、次に着任予定だった案件を第三隊が引き受けたそうだ」

「それは……随分と珍しいですね」


 書類の束を手渡され、ジルドが訝しげに呟いた。

 同じ憲兵隊に所属しているとはいえ、第三隊は王都憲兵隊――通称『金の林檎』に所属する部隊だ。滅多なことでは王都の外に出向かない彼等が第十七隊の任務を引き受けたとなれば、何か裏があるのではと疑いたくもなるものだ。

 ジルドの言葉に敢えて応えず、曖昧な笑みを浮かべたオルランドは、素早く踵を返すと、


「久々の休暇だ。存分に羽を休めておけ」


 背中を見送る二人の部下を労うように、声高にそう命じた。



***



 東の空が白みはじめ、静まり返った森で鳥のさえずりが夜明けを告げる。朝靄が薄らぎ、川の流れを視認できるほど視界が晴れたことを確認すると、ゼノは弱々しく火を灯す焚き火に細枝を焼べた。


 森の朝は冷える。収穫祭が終わるこの季節になれば、真冬の寒さにも劣らない。川の近くであれば尚更、早朝の冷えた空気が上流から流れ込んでくる。

 深夜に一度マリアンルージュと火の番を交代し、休息を取ることができたおかげで、幸いゼノは竜気を身に纏い続けられている。上着を着なくとも早朝の冷え込みを気にせずにいられるこの能力は、野宿が続くこのような旅には欠かせないものだった。

 口から零れる白い息が霞んで消えていくのを見届けて、ゼノは傍へと眼を向ける。

 冷たい砂利のうえで横になり、小さく身を丸めるマリアンルージュの身体には、ゼノの黒い上着が掛けられていた。

 昨夜、マリアンルージュは愛用のマントをリュックに貸して、そのまま眠りについてしまった。ゼノなりに気を利かせて毛布代わりに上着を貸したつもりではあるものの、一度血塗れになり、そのまま着用し続けていたゼノの上着は正直言ってかなり臭う。

 けれど、気温の変化を肌で感じ、寒いと口にしていたマリアンルージュを放って置くことなど、ゼノにはできなかった。


「何故、わざわざ外気の影響を受けるような真似を……」


 呟いて、眠ったままのマリアンルージュに手を伸ばす。

 指先に纏っていた竜気だけを器用に解いて、ゼノはマリアンルージュの頬に触れた。ひんやりと冷えた外気とともに、人肌の柔らかさと温かさが指先から伝わった。


 常日頃から竜気を身に纏って生活していたゼノは、これまで薄布一枚を隔てたような感覚で物に触れてきた。直接触れているようでいて、その実、対象の温度や触感を正しく認識していなかった。元々生きている存在ものに触れる機会がなどなかったし、直接他人に触れたのも、母親に甘えていた幼い頃以来のことだった。

 だからこそ、マリアンルージュの肌の感触は新鮮で、そして、懐かしい温かさがあった。


 もう一度、恐る恐るマリアンルージュに手を伸ばす。けれど、指先が肌に触れるその前に、ゼノは伸ばしかけたその手を止めた。

 安らかに寝息をたてるマリアンルージュは、ゆったりとした呼吸に合わせて身体を僅かに上下させていた。無防備なことこのうえないが、それは彼女のゼノに対する信頼の証でもあるのだろう。それなのに、そんな彼女に興味本位で手を触れてしまうとは。

 僅かばかりの後悔と罪悪感にゼノが眉を顰めた、そのとき。


「……ゼノ?」


 気怠げな、甘えるような声だった。

 触れるか触れないかの絶妙な距離で手を止めたまま、ゼノは身を強張らせた。

 目を覚ましたマリアンルージュがもぞもぞと身動ぎ、小さくあくびをしながらゆっくりと起き上がる。真近に迫っていたゼノの手に目を留めると、彼女は眠たそうに瞼をしばたかせ、小首を傾げてゼノを見た。


「おはようございます。……その、勝手に触れるような真似をしてしまい、すみませんでした」


 頭を下げるゼノの言葉に怪訝な表情で瞬きを繰り返していたマリアンルージュは、肩に掛けられた黒い上着に気が付くと、その襟元を握り、顔を綻ばせた。


「おはよう。これ、貸してくれたんだね。ありがとう」


 穏やかな微笑みを浮かべ、マリアンルージュは愛おしげに上着の端を握る。なぜだか胸が熱くなり、ゼノは思わず俯いた。

 理由など判らない。けれど、今の表情をマリアンルージュに見せるわけにはいかない気がした。


「毛布代わりになるものがなくて……、汚れた上着ですみません」

「そんなこと言わないで。おかげで良い夢がみれたよ?」


 ゼノの顔を覗き込み、マリアンルージュはにっこりと微笑んでみせる。脱いだ上着を素早く畳み、ゼノに向かって差し出した。

 間近に迫った穏やかな笑顔に、ゼノの心臓が跳ね上がる。素早く上着を受け取ると、胸を高鳴らせる衝動を抑え込むように、ゼノは慌てて話題を変えた。


「そのっ……、何故、直接外気に触れるような真似をするんですか? 竜気を纏っておけば、寒さに凍えることもないというのに……」


 物好きなマリアンルージュのことだ。季節の変わり目を肌で感じたり、様々な動植物に直接触れたり、そういうことを好むのだと、そう答えるものだと思っていた。

 だが、ゼノの問いに、マリアンルージュは驚いたように大きな眼を瞬かせた。僅かに考え込む素振りをみせたあと、不可解だと言いたげに口を開いた。


「わたしは寧ろ、きみが竜気を四六時中纏い続けていることに驚いたよ。わたしも里のみんなも、必要なときに身に纏うことはあるけれど、常にその状態を維持するなんて――」


 そこまで言いかけて、マリアンルージュはハッとしたように口を噤んだ。

 どうやら、ゼノは勘違いをしていたようだった。

 イシュナードもマリアンルージュも変わり者ではあるが、その能力は根本的には里の皆と変わらない。竜気と魔力を必要に応じ使い分けて生活してきたのだ。

 だが、ゼノは違う。魔力を持たず、その代わりであるかのように、膨大な竜気を身に宿している。常に竜気を全身に纏い、物理的にも他人との接触を避けてきた。あの里に於いて、ゼノは特別異質な存在だったのだ。多分、――おそらく。


「気にしないで。きみの一族は魔力がない代わりに竜気の扱いに長けている。それだけのことだよ」


 そう言うと、マリアンルージュはくすぶる焚き火に砂をかけ、すくっと立ち上がった。


「……マリアは、俺や俺の家族を異質だとは思いませんか? 姿かたちは似ていても、全く別の生き物なのではないのかと――」

「思わないよ」


 不安気に問うゼノに柔らかな笑みを向け、マリアンルージュははっきりとそう答える。その瞳には一遍の迷いもない。嘘偽りのない彼女の言葉に、ゼノは再び救われた気がした。



「リュックを起こして食事にしよう。顔を洗ってきても良いかな」


 あたりを見回し、焚き火の跡から少し離れて眠るリュックに目を向けると、マリアンルージュはいつもと変わらない調子でゼノに確認をとった。頷いたゼノに満面の笑みを向け、川原へと駆けていく彼女を、ゼノは半ば呆然と見送った。

 ひとり焚き火の側に残されたゼノは、砂利の上に座ったままゆっくりと目を閉じた。深く息を吸い、頭から爪の先まで感覚を研ぎ澄ます。


 何百年ものあいだ、ゼノは竜気で身を守ってきた。

 はじめは里の住人による物理的な攻撃からだった。けれど、いつしかそのちからはゼノ自身を世界から切り離してしまった。自分でも気がつかないうちに、自然と関わることを、人と接することを、拒絶してしまっていたのだ。


 ややあって、うっすらと瞼を開いたゼノは、朝方の冷えた空気に身を震わせた。

 二、三度手を握っては開き、その感覚を確かめる。上着の袖に腕を通し、胸元のボタンを掛けると、両腕を抱えて身を縮こまらせた。

 懐かしい感覚だった。


「寒い……」


 掠れた声で呟いて、ゼノは未だ眠ったままのリュックの傍へと歩み寄った。安らかに寝息を立てるリュックの肩に手を伸ばし、その手にちからを加えた、その瞬間。

 川原の茂みの向こう側で、マリアンルージュが短い悲鳴をあげた。


「マリア!?」「ねえちゃん!?」


 茂みへと注意を向けたゼノと同時に声をあげ、リュックが飛び起きた。


「起きてたんですか」

「べっ、別に、いいだろ」

「盗み聞きとは良い趣味だと思っただけです」

「そんな皮肉言ってる場合か!」


 先を争うようにふたりは砂利を蹴り、川原を駆け抜け、茂みの裏へと回り込んだ。


「マリア、どうかしましたか?」

「ゼノ、あれ……」


 ゼノが声を掛けると、呆然と立ち尽くしていたマリアンルージュがゼノとリュックを振り返り、前方を指差した。

 そこに横たわっていたのは変わり果てた岩豚の亡骸だった。血肉の全てを奪われたその身体は、薄桃色に染まる白骨を陽光の元に曝け出し、不気味なほどに美しく輝いていた。

 マリアンルージュが解体したあとの岩豚の姿をゼノは知らない。だが、彼女の取り乱しようから考えるに、岩豚は肉や臓物を残したまま、文字通り『死体』の、或いは『肉塊』の姿をしていたのだろう。

 どちらにせよ、目の前の岩豚のその姿は


「……マリアもリュックも、出血を伴うような怪我をしていなくて良かったですね」


 納得したように頷きながら、ゼノが呟いた。ひとり落ち着き払ったゼノに、マリアンルージュとリュックが困惑に満ちた視線を向ける。ふたりとも答えを急かすような、そんな眼をしていた。


「おそらくですが、これは夜行海月の仕業です。肉食海月とも呼ばれる、海に棲む海月という生き物に姿形が酷似した夜行性の生き物です。川や湖の微生物を主食にしていますが、動物の血肉が大好物で、怪我をして動けない動物を群れで襲って捕食したりもするんですよ」


 ゼノが淡々と説明するうちに、リュックの顔がみるみる青褪めていく。


「ちょっと待て。じゃあ昨日のあれ! たんこぶだけで済まずに怪我してたら、オイラもこんなんになってたってことか!?」

「ええ、ですから、たんこぶだけで済んで良かったですね、と……」

「おまっ……!」

「不可抗力ですって」


 半泣きで叫びながら、リュックはポカポカとゼノを叩いた。夜行海月が棲んでいるとは思わなかったと、ゼノが平謝りしながら弁解するが、リュックの猛攻は止まらない。


「それに、夜行海月は火を嫌いますから。襲われても追い払うことはできますよ」

「そういう問題じゃ――」

「リュック、お願いがあるんだ」


 更に詰め寄るように口を開いたリュックだったが、その言葉はマリアンルージュの呟きに遮られてしまった。リュックの肩に手を掛けたまま、マリアンルージュはしゅんとして頭を下げた。



***



 川原で火を囲んで朝食を取ったあと、三人は森へ向かい、一本の木を選び、その根元に大きな穴を掘った。道具になるようなものは木の枝しかなかったけれど、誰も文句は言わなかった。骨だけになった岩豚を運び、三人でその穴に埋めた。

 マリアンルージュの頼みは、墓に添える白い花を咲かせることだった。彼女の願いどおり、リュックは純白の花弁をもつ美しい花を咲かせた。

 盛り上がった土の前にしゃがみ込み、墓に花を添えると、マリアンルージュはぽつぽつと語りだした。


「わたしたちの里には死者の埋葬という習慣はなかったけれど、狩りで捕らえた獲物にはこうしてお墓を作っていたんだ。飢えから救ってくれた、感謝の気持ちの代わりにね」


 死者の冥福を祈るように、マリアンルージュが眼を伏せる。それに倣うように黙祷し、ゼノは思い馳せた。



 闇の中を彷徨う死者の魂は、終わりのない旅をする。

 生者が手向けるその花は、死者の魂を天国へと導く道標になる。

 あのとき手向けた花束は、眠りについたあの村の人々を天国へと導くことができただろうか。


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