ヒーロー部と悪の組織部、トップ会談

 ヒーロー部と悪の組織部のトップはたびたび顔を合わせます。


 天村 志郎はあらぬ誤解を招くのを防ぐため(主に男女関係とか)、犠牲者――と言う名の揚羽 舞も同伴します。


 別名企画会議と言う奴で、学園のとある学校某所の教室で行われました。


 基本、ヒーロー部と悪の組織部の対決はバトルだけではギャラリーも飽きると言うので定期的に別の対決をやったりします。


 サッカーとかバスケとかテニスとかレースとか。


 それをパワードスーツ身に纏ってやるのです。


 その中でもレースは大好評なので定期的にやってます。


 他にも学園島――天照学園を出て何かしらのイベントをやったりもします。


 そうして時にはガチの侵略者とかモノホンの悪の組織とかとやり合う。


 それがヒーロー部と悪の組織部なのです。


「十年以上前ならともかく今はネット配信とか出来るからね。ライブとかもやっちゃおうかしら?」

 

 などと赤い髪のやや広がったボブカット気味のヘアースタイルの勝ち気な少女、ヒーロー部の部長、姫路 凜が言います。


 ヒーローロードを制作した当時(2000年代半ば)はまだSNSなどなくて動画で収益を得るという発想も浸透してなかった時代です。


 これも時代の流れと言う奴ですね。


「ライブですか~」


 そう言って金髪の美少年、天村 志郎は青髪に赤いヘアバンドをつけてお下げをリボンで飾り付けた、アスリート系の体付きの美少女、揚羽 舞に視線をやります。

  

「どうして私を見るのよ・・・・・・」


「いやだって、MrRさんのオリキャラの中でも人気の部類ですし」


「そ、そう・・・・・・」

 

 実際、揚羽 舞はMrRのオリキャラの中でも人気の部類です。。

 他の絵師の方々に描かれた回数も多い部類なのです。

 

 描いてくださった皆様本当にありがとうございます。


「それに今は声優が本業の歌手よりも歌で売れたりする時代だからね~どうなるか分からないわよ」


「その話題はデリケートだからあんまり話題にしたら・・・・・・」


 と、舞は凜を注意しますが――


「いいじゃん別に。歌手は歌手で声優は声優の仕事だけしてろとか、声優も素人は引っ込んでろとかお前本当にレッスン受けてんのかとか心に闇を抱えながら仕事してたりするもんよ」


「それは偏見じゃ――」


「け○フレ2があんなだったし、893と繋がりがある芸能人もいるし、テレビとかネットとかで報道されてるのは氷山の一角じゃないかしら?」


「なんか業界に恨みでもあんの? 特にけ○フレ2」


「いんや」


 よくもまあ好き放題言えるもんだと舞は呆れました。

 本当に万が一、書籍化したりアニメ化したらどうするんでしょうかこれ。


 ちなみに作者はもしもそうなったら「この業界終わってるんじゃね?」と喜ぶよりも危機感を持つことでしょう。


 実際、ポプ●ピピックがディ●ニーに買収されるぐらいありえないことですし。


「話逸れたけど、次は歌合戦で決定ね」


「え、この流れで決めるの?」


 作者は力尽きたのか強引にお話を纏めようと(ry

 

 ・・・・・・


 ・・・・・・・・・・・・


 舞は話の流れを強引にぶった切るような凜に呆れました。


「じゃあ私も賛成で・・・・・・問題は版権対策ですが」


 と、志郎も乗り気で早くも版権対策などに頭を働かせます。


「そこは無敵の天村財閥の権力で強引に。版権893なんて暴力と金を上手く使い分ければ簡単に黙らせれるわよ」


「本当にあなたどうしてヒーロー部の部長なの・・・・・・」


 凜の物言いに舞は呆れました。 

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