コメントどうもありがとうございます。

これは最近読んだ一人っ子政策時代の中国で起きた事件のルポルタージュにヒントを得ました。

ある農村の男性が最初の妻との間に女児を儲けるも、
「お前は跡継ぎにする男児を産めなかった役立たず」
と虐待して離婚。

家に残った幼い娘も
「お前は厄介者だ」
と虐待。

その後、別な女性と再婚。
二度目の妻は前妻の子である女児にも愛情を注ごうとする。

やがて、二度目の妻は男児を出産するが、夫は用済みとばかりに
「お前みたいな田舎者なんか一緒にいたいわけないだろ」
と虐待し、他にも愛人を作るようになった。

「息子は跡継ぎにするから置いてお前だけは出ていけ」
と夫に離婚を迫られた二度目の妻は赤ん坊の息子に毒入りの粥を食べさせて殺した後、自分も同じ粥を食べて自殺した。

結局、家に残ったのは出て行った最初の妻の子である少女だけ、という顛末でした。