第48篇 I WRITE EVERYTHING FOR YOU

晴れた日は朝早く珈琲屋に行こう


陽射しが心地よい春の一幕


いつも真っ直ぐな君


こんなにも胸は騒ぐのに


あっけなく幕は下りる


君には感謝してる


夢より現実が素敵と


気付かせてくれた


ラブソングの究極の表現“涙”が追いつかない


泣きたいと思っても心が枯れてゆく


ごめんねいつも悲しませてばかり


私は不器用な男


屈折した醒めた無責任な男


お互い足りないパズルをうまく埋められなかった


立川の夕陽は2人を優しく包んでくれたね


門限が来るまで2人は離れなかった


愛の言葉が足りない私のメール


君は愛情たっぷりのメールを送ってくる


でも悪いことはほとんどないよ


いい思い出の方が多い


もう涙を拭って


明日に向かっていかないとね


君と出会えて良かったよ


元気がない時もあるだろうし


結局自分と闘い続けるんだよね


もう引きずるのはやめるよ


多分君の方が強いんだよ


まだ君のかけらが残ってる


消すのが苦労する


酒の力を借りようと思ったけど一滴も飲んでないよ


君はもっと我慢してるのに飲み屋にいくのは無しだ


いつも強がりばかり


カッコもつかないけど


幸せになってね


それしか言えないよ


LALILALILALILA


夜が更けて


辺りが静寂に沈む頃


君への想いは募る


時たま頭を抱え込む


夜が静か過ぎて


今が追いつかない


真っ直ぐな君


自分勝手な私


いつでも浮かんでくるよ


雨上がりの珈琲屋で君が微笑んでるところを……


2021(R3)3/24(水)









  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る