優しい重力の母星と

マザー:直径が地球の4分の1ほどの低重力の惑星、あるいは惑星規模の工場(?)
から産み出される、生きている宇宙船の民族「龍骨の民」。
星間戦争では悲愴な玉砕戦に身を投じ、自分たちを犠牲にして若者を生き残らせようとする勇士だが、
自分たちのネストに、なかなか新しい幼生体が産まれず、心を痛める老骨たちでもある。
そんななかマザーがネストにもたらした待望の新生児は、12個もの縮退炉を持ち、少年期で早くも500メートル超に迫る巨艦!

私達、地球の人間とはかけ離れた世界感・身体感に没入するいっぽう、
彼ら同士、特にデュークに注がれる愛情がとても温かく、龍骨の民の絆が感じられます。