改稿 その前に……

 いきなりやらかしました……。

 元々が誤字脱字の多い奴なので、一つや二つ指摘されるだろうと予想はしていたのです。(こんなこと、慣れっこさ)

 けれど、一行目にやってるとは!

 さすがに自分でも呆れました。


 そして、もう一つ。

 皆さまから頂きましたご意見を読んでいると、主人公の詩織しおりとタッ君がメインののラブストーリーだと……。

 よく見れば、小説情報にそれを思わせる書き込みを――。

 

 すいませんm(_ _)m


 はじめから千里ちさとを動かすために書いた、女の子の友情物語です。

 この企画がこれほど注目され、こんなに読まれるとは思っていませんでした。「きっと企画参加者だけで、わいわいがやがやと楽しく意見を出し合うのだろう」とばかり……。だから、いつもの適当さでちょっとでも注目されたいなぁ……と誤解されるようなことを盛り込んで書きました。

 ほんとうに、申し訳ありませんm(_ _)m

 もう二度としません――と言い切っていいのか……わかりませんが、これからはよくよく考えて書き込みますので、どうか呆れずにつづきもお読みください。この小説の説明――我が家では、説明と書いて言い訳と読みます――をさせていただきます。


 この小説はわたしの『小説の書き方』の第二話、ショートショートの書き方の途中に挟むために書きました。

 ちょうどこの頃、わたしの書きました長編小説の冒頭部分が歴史部門で週間一位になりまして、ちょっといい気になって「どれどれ、わたしが教えてやろう」などと思い上がり、カクヨムに登録したばかりの小説を書くのは初めてという方と、書いたけれど結末に辿り着けないという、超初心者の方に向けて書いたものです。(こんな小説を載せていたのではと焦り、公開停止にいたしました)


 この中でわたしは、ショートショートのような短い小説の場合は基本となる、いつ・どこで・誰が、は早めに書いてしまったほうが書きやすいと提唱し、読み手と共通認識する場所の状況描写は短く簡潔でいいと。

 そして、ストーリーを進ませて完結まで導くためには、普通の常識を持ったサブキャラクターを活用しましょうと書きました。

 詰まりは、その途中に挟む例文のつもりで、このショートショートの書いたのです。ですから、わたしの悪いクセで自分の言ったことだけは忠実に守り、後はお座成りになっています。(これが、普段のわたしが仕事に取り組む姿勢であります――エバるなって!)

 

 今回、水円 岳さまの企画書を読んで、あれなら推敲もせずに放ってあるし、コピペするだけでいいからと引っ張り出してきたのですが、いやー驚きました。

 こんなにも読んで頂き、すみずみまで精査していただけるとは――!

 学生時代の品評会以来のことです。ぜひとも皆さまのご意見を使わせて頂き、適正ないい作品にしたいと思っております。

 では、その方向性を書き出したいと思います。




 まず多くの指摘を頂いた部分です。


①タッ君の人物描写がされていないため、主人公の不安が上滑りとなって、喧嘩の理由がわからない。

 これには、詩織の性格からしたら「好きと言って欲しい」と思っても、我慢して喧嘩にならないのではと――それなら、何で喧嘩したの?

 さぁぁぁ、何ででしょうねぇ……。

 ごめんないっ! 謝りますから、どうか物を投げないように。

 初めっから、そんな深いことまで考えていません。これから考えますから。


②響子先輩を用いた寄宿舎の伝統行事がわかり難い。

 これには、二年生である詩織や千里が何で寄宿舎の伝統行事を知らないの? という疑問を頂きました。

 ただあの漫画の「響子さん、好きだぁぁぁ!」の絶叫を書きたかっただけです。 そんな寄宿舎の伝統、後付けで考えたんだもん……。

 だけど、こりゃ小説の根幹に係わる問題。何とか解決いたします。


③「あんたも、響子先輩の影響かいっ!」のセリフがよくわからない。

  響子先輩に引き続き、わたしもって寄宿生がたくさん現れたと言いたかったのですが、これは伝統行事の説明がうまく出来ていないためと、説明不足のため意味がよく伝わってなかったですね。

 素直に反省です……。



 その他に、スマホをピポパ、ドアを力いっぱいに閉めてバタリ、ベッドに座ってバスンッなどの擬音。

 いつにない様子で帰った主人公に、のんきに「お帰り~」と声を掛ける千里。

 門限ぎりぎりに帰ってきたのだから、千里が勉強を始めてるのは当たり前。


 などなど、もう全体のあらゆる所を指摘され、このままでいい所などないだろうというくらい。

 しかし、何と言っても厳しいご指摘は、ラストがお座成りに流されいてカタルシスもへったくれもないと!

 確かに、その通りでございます。如何に書く切っ掛けとなった初期の目的を果たそうとも、一つの作品として見ると、このラストは酷すぎる。

 わたしもそう思います。

 こりゃあ、何とかせねば!

 以上の考えを持って、書き直させて頂きます。


 しかし、お二方より指摘されました会話文、「」と「」の間に地文を挟んだ会話文なのですが、これはわたしの信念(如何なる人であろうとも、静止して話しているわけない)みたいなものですから、直らないと思います。

 まぁ最近はちょっと読み難いかなと、「」短めに一文「」という形に変えてます。あと長台詞の場合は、やはり同様な理由から「」のなかで改行していたものを、空行を設けて地文のように書いたりしていますが、これは自分の中でもまだ迷いの最中でございます。

 どうやったら、いいのでしょうねぇ?

 何か名案がございましたら、ぜひともご意見ください。



 最後になりましたが、ご意見、ご指導を頂きました多くの皆さま、このような自分の作品に向き合う場を設けて頂きました、企画主の水円 岳さまに、多大なる感謝とお礼を申し上げます。

 ありがとうございましたm(_ _)m

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