僕とオレとワタシのあいだ。

エッセイを書くのは難しい。
それは、自分をキャラ化させる難しさだ。
わたしが見たもの感じたものを素直に書くだけでなく、わたしという存在をどういう立ち位置に置くか、だったりする。
もっというと、優れたエッセイはだいたい自虐が上手かったり、わたしをきちんと客観視している。

と、いうわけでわたしはエッセイを書くのが苦手だ。
多分。

でも、エッセイを読むのは大好きです。
Webで小説を発表する人は、僕を含め引き裂かれている気がします。
自分や作品や、読者からも。

手探りで、何が正しいんだかわからず、でも書かずにいられない。
そういう人が書いた、身近でときどき遠いエッセイです。