isako VS 大澤めぐみ!

isakoによるまえがき


 長らく存在を意識していた大澤めぐみ先生にダメモトでDMを送ってみたところ、いろいろお話を聞かせてもらうことができました。


 実にフレンドリーでありながら、油断あらば斬るとも言わんばかりの舌剣を持つ大澤めぐみ。そのことばがいま、どこにあるのか。語り始めるのなら、例にならい、喫茶店がいいでしょう。


 決して静かではない場所です。どの時間に行っても、それぞれの明るさの下に活動する人間が、足りない部分を埋め合わせるために話をしたり、なにかをむさぼったりしています。


 話をするならそのくらいの騒々しさがちょうどいいことは、みんなが知っていることです。水を打ったように静かな場所では、声がどこに届いて誰が聞いているのかわからないから。聞かれてもいい話だとしても、ことばは少なからず隠されるべきだと——。


 ふと気づいたらもう目の前に座っているひとがいます。せっかく言葉遊びをするんなら、ひとりよりはふたりがいいでしょう。


                     (本項文責:isako)

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