第4話『お兄ちゃんはわたしのぱんつを嗅ぐ(予定)』

「ねえ、お兄ちゃん」

「どうした?」

「せんたくもののかたづけ、手伝う」


「良いお嫁さんになれそうだな」

「それよりお兄ちゃんのいもーとがいい」

「無欲だな」


「じゃあ、せんたくものわけるね」

「ああ、お願い」


「お兄ちゃんはわたしのぱんつ、わたしはお兄ちゃんの」

「待て」

「きれいにたたみますぞ」

「たたむ前に嗅ぐのやめなさい」


「お兄ちゃんのにおい」

「お日さまの香りです!」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る