第33話日本語の下手くそな日本人?

数ヶ月して、仕事の流れや、仕事のやり方も、覚えてきました。

僕が入って、数ヶ月すると、新しい中国人が、何人か入ってきました。

センター長にいつも怒鳴られるけど、

他の人にも、よく怒鳴っているのを見て、

あのセンター長は、怒鳴るのが好きなんだなと納得しました。

新しく入ってきた中国人たちに、仕事の仕方を教えますが、

僕は説明が下手くそなので、うまく説明して、

仕事の仕方を教えることが、できませんでした。

僕と同じくらいか、僕よりも、ちょっと背が高い新しい中国人がいたんですが、

その中国人に、「Mさん、これ数が足りない、どうやって配る?。」

と聞いてきました。

僕は、「これは段ボールに入っているのが、2ケース分で、

普通に入れ物に入っている分が、1ケース分なんだよ。分かった?。」

とうまく説明したつもりでしたが、その中国人の返事は、

「分からない、もういい他の仕事をやる。」とほかの事をやり始めてしまいました。

仕方がないので、僕が代わりに片づけておきました。

しばらくしてから、その中国人と一緒に、休憩室で休憩していると、

「Mさんは、日本語の下手くそな日本人だ!。」と休憩室で言ってきました。

コミュニケーション不足で、あまり人と接することが、なかった僕は、

何も言い返せませんでした。

この話を家族や親せきに話したら、大うけ状態で、

今でも、家族や親せきの笑い話に、なっています。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る