第2話小学校入学

A県T市から、同じA県の海に近いA町に引っ越して来て、A町のA小学校に入学しました。T市も田舎でしたが、A町はさらに田舎です。田舎の学校なので、クラスの数も、一つしかありませんでした。

海沿いの町なので、急な坂道とかはありませんでしたが、とにかく田舎なので、学校に行くまでにかかる時間が片道一時間もかかりましたし、田舎なのに道も結構、複雑で道を覚えるのに苦労しました。

この小学校の担任教師にものすごい事を言われたと母親が語ってくれました。

「前にも、お宅の息子さんと同じような子供が入学してきました。当時の私は、

とんでもないバカな生徒が入学してきたと思いましたが、今、そのお子さんは、

有名な大学の教授をしています。お宅の息子さんはバカなのか、天才なのか、どっちなんでしょうね?。」まあ結果的に言うと僕は、バカだったわけですけど、

すごい話でした。

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