ファンタジー小説を普通に読める喜び(本当)

・僕の名前は「ア」です
・前衛3、後衛3の6人パーティ
・地下迷宮
・初期魔法は1〜2発
・宝箱から弩の矢(死ぬかも)
・死んだら放置(蘇生代が無い)
・ボッタクリな商店

どうみてもWizardryです本当にありがとうございました。いやちょっと待って、と。
そんなことは瑣末事です。大切なのはそんな『どこかで見たような設定』じゃない。
地の文の表現力、会話の明瞭さなどから来る世界観のわかり易さ……どれをとっても次が楽しみになります。
活字を追っていて苦痛じゃないことの凄さを味わえる作品です。