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    学生時代はよく1人旅をしてました。知らない土地へ行ってみたい、という衝動だけでなく、ちょっと出会いを期待する気持ちもあって…。出会ってどうするわけでもないですが、見知らぬ土地の列車の中で経験する見知らぬ人との出会いって、非日常的というか、夢の中の出来事のような不思議な感覚がありますよね。すっかり忘れていた、そういう感覚を思い出すお話でした。

    作者からの返信

    純太さん、ご感想ありがとうございます!

    これは高校の頃、文芸部で文化祭用に書いた思い出の作品になります。それまでは、がちがちのミステリーばかり書いていた僕なのですが、この時、ただ、ぼんやりと浮かんできた印象や感覚を綴っていったら、はじめて純文学風なものができました。ちなみに高校の頃の僕は、あまり遠出をしたことがなくて、地元の電車に揺られながら、目的地もなく、家から遠ざかるのが好きでした。それが寺社めぐりにつながって行きました。そんな思い出が詰まった作品でした。

    ありがとうございます。カクヨムにも、思い出の作品から順に投稿していきたいと思います。よろしくお願いします!