都会の詩集

@Aopajama

この詩集について


「都会の詩集」と銘打ったこの詩集は、2016年の夏頃から現在に至るまでの期間書いて来た詩を集めたものです。


詩を書く上で気を付けたのはなるべく古い言葉遣いを避け、現代の口語で創作すること、難解でないこと、立体的であることの3点です。


 古い言葉を使うと、ある種のニュアンスを作品の中に取り込むことができます。でもそれは結局僕らの言葉ではなく、そこに凝りだすと、ともすると懐古趣味的で難解な詩が出来上がりがちです。それが好きなら良いのかもしれませんが、僕はそれがあまり好きではありません。

 

 難解であるということについて。詩は言葉が分かっている人ほど楽しめるかもしれませんが、そうでなくても分かる日常的なものだと(またはそうだったらいいなと)僕は考えています。かといって何でもひらがなにすれば良いというのは退行だと思っていて、どこか難解でもなく退行でもないそういう部分に落とし所を求めて試行錯誤しています。


立体的であるというのは、写真のように視覚的であるばかりでなく匂いや音やあ温度や質感が伝わるような、色んなチャンネルを混ぜ合わせた詩を書こうと意識しているということです。


そんな感じのコンセプトの詩集です。


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