ちゅうぶらりん

月 愛 網 たくさん

思い 想い 重い


なんか、

いろんなものがくっついてきて

空っぽな身体が重いや


泥まみれの現実

名前のない感傷

一歩を踏み出すたびに

磨り減っていく現状


頭の中に群がった、真っ青な雲

足枷の夜の鎖の先に、

おもりの月が付いていて、

地面を抉っていた


忘れてしまいたい過去と、

真っ黒な光を放つ、懐中電灯

私が死なないのは、

あなたの愛このイタミがつなぎ止めてくれたから


幻 日 毛 嫌い

重い 想い 思い


そんな中、

ただ夢だけがちゅうぶらりん

跳んでも、泣いても、手を伸ばしても、

届かないものは、届かないんだ


足 鳥 一歩 一歩

重い 重い 重い……



































(――力なく刻まれた足跡のそばに、ちぎれた鎖が落ちていた)

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