妹ってなんなんだ???

おさるさま。

第1話 再開、最愛?

俺は金平 時雄 16才高校一年生....の年ってことか、恥ずかしながら俺は不登校って奴だ、中学の時に先輩方からいじめをうけあまりいかなくなった。

それで街を歩いていたら不良に目をつけられボコられたり年上にろくな思いではない.....中学にはなんとかいったし、高校も受験して受かった...でも入学式以来行っていない何故なら嫌な先輩がいたから、またいじめられるのではとおびえいけなかったのだ。そんな出来事を思いだしカレンダーをめくった。「もう7月か早いな....そういえば明日父さんと紗香帰ってくんだっけ....」カレンダーをみて俺はいった。「時雄!晩ご飯よ!!」と母は言った。「今日はいいや」そう言ってベットに寝て、とある出来事を思い出した。

       ー3年前ー

3月末俺はふと目が覚めトイレに言った、何やら言い争っていたのが聞こえた。

転勤がどうのこうのって聞こえた、父は大声で「何て物わかりの悪い奴だ!紗香は俺が連れていく!」母は「何で紗香をつれていくの?時雄は?私は?」と言った。

父は「時雄はここでいいだろう、お前らの金は月末にちゃんと送る。」

割って入ろうと思ったけど足が動かなかった...どうやら紗香は頭が良いので父の転勤先の学校がいいんじゃないかという話だった、母は俺のことはどうするの?といって言い争っていた。喧嘩をしてしまい口を聞いていなかった。

という出来事を思い出した....最近仲直りをして父は会社を辞めた、それで帰ってくるらしい、そして紗香は家の近くの中学に転校するということだ。

俺は家でずっとゲームやオープンチャットのサイト、ネットに依存していた。

そこで信頼されたりしてほしくて、心の拠り所がほしくて....それでネットで妹を作った、俺は年下にも依存した、世間で言うロリコンってやつなんだ俺は...こんな気持ち悪い兄を受け入れてくれるのか心配だった.....そんなことを考えて目をつぶった。

       ―翌日―

「ねぇ、おきて!ねぇ!起きてよぉ!ときにぃ、朝だよ!」と俺をおこそうと誰かが俺をゆすっていた。 目をこすりおき上がり顔を確認した。「久しぶりだねときにぃ。」といいニコっと笑った。「え!?紗香?紗香なのか?」と驚愕のあまり聞いた。「なにいってんの?ときにぃ?忘れちゃったの?」と聞かれてあわててこたえた。「いや違うんだ久し振りだからさ、確認したんだ、一応。」と答えると「そっか、てっきり忘れちゃったのかとおもったよ!」と返されたので「そんなわけないだろ!」と俺は声をはった。「私はいっつもときにぃのことばっかだったよ//」と紗香はいった。「ん?なんかいったか?聞こえなかった。」と聞き直した。「何でもないよ!なんでも...//」と言った直後、すごい勢いでドアをしめ部屋を後にした。「なんていったんだ?まぁ、いっか..」といい俺は考えた。何処もかしこも大人になっていた、正直にいえばめちゃくちゃ可愛かった俺のタイプだったこの子が妹でよかったのかとも思ってしまった。これから生活してくわけだが俺の性癖などにひかれないだろうか?こんなロリコン兄貴なんて受け入れてくれるのかなどと考え、俺は不安だった。

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