第12話階段

俺は階段を上がっている


「どこまで上がれば」


俺は息を乱しながら、階段を上がっていく。出口のない階段だ。どのくらい時間が経過したのだろうか。


「どこまで上がれば」


俺は息を乱し、そのまま階段をひたすら上って行く。


6時間経過した

9時間経過した

間もなく明日になろうとしている。


「どこ…」


俺は水を飲みたいと願う。

足が筋肉痛だ。


「死ぬ」


俺は…

階段を上り終えた。

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