この小説は受ける! かもしれない

 さてさて久しぶりの更新です。

 こんな小説は受けると題してますが、要するに私が読みたい小説を書き連ねるだけです。いつか自分が書きたいですねー(ぁ


 などと言っても、私は雑食で、意外と何でも読めるかもしれません。カテゴリエラーは、エロ、グロ、ホラーと思っていましたが読めましたし、面白いと思いました。食わず嫌いは損でしたねー。今後もいろいろな作品を読んでいきたいです。


 ただし、好きなカテゴリーの作品でも面白いと感じない場合があります。不思議な事と思いました。嫌いなもののはずなのに面白いと感じる事がある反面、好きなもののはずなのに面白くないと感じる事がある。たぶん、私がひねくれているだけではないはず。そう思い、分析してみました。


 作品に対する作者の思い入れを、うまく読者に伝えた小説が面白いのでは?


 書きたいものを受けるように書いた小説とも言い換えられると思います。知的好奇心の探求が好き、男たちの戦いと友情の物語が好き、美少女が好き、邪神が好き、なんでもいいです。自分のこだわりを読者に共感させた小説は勝ち組と思います。


 具体的には佐藤真澄著作の『嘘吐き戦姫 迷宮をいく』(タイトルうろ覚え←)があげられるかなーと思います。

 高飛車な貴族の美少女が、押し寄せる現実と家名しか自慢のない自らの空虚さに打ちひしがれながら、迷宮を通じて、大切な仲間たちと共に輝ける自分になろうと必死になる物語です。

 女性が主人公である時点で、男性読者を遠ざけるかと思えば、面白いと感想を述べる男性が多い作品です。作者のこだわりは、魅力的なヒロインを出す事だったらしいのですが、見事に成功していました。何が魅力的だったかと言えば、主人公のキャラクターだったと思います。最初はどうしようもない高慢ちきな高飛車貴族だったのが、自然な流れで立派な冒険者となります。この流れは刮目あれ!


 新しいものでも、今まであったものでも、とにかく作者がプライドとこだわりを持った作品を読みたい。そう思うこの頃でしたー。

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