生きているだけでは罪と

教えてくれるは花のみか

小さく可憐で 何も語らぬ

動かず 何も見ぬ

味方は花のみか


もしそうならば 地に咲く根はどうか

根は

大きく たけだけしく

水を飲む音は語りだ


根は動く

地に向かい疾走する

根は覗く

天の光を

花を咲かせる目は下だ!


宜しいか

花は虚偽

まことが下にある

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る