第一話のヒキが優れています。これは読もう!と思う小説導入の見本。続きも面白いことは言うまでもなく。
ファンタジーとハードボイルドを愛する。 北方謙三に多大な影響を受けています。 小説を気に入っていただけたら、ぜひ感想を聞かせてください。
とか思うでしょ?ちがいますよ。これはそんな軽いノリで作られたお話ではないのです。作者は本気です。本気でこの世界を作っています。魔法が本当にあるのなら、どういう使われ方をするのか。使える…続きを読む
魔法使いの青年アルルが目覚めると、目の前にはしゃべる黒猫がいた。しゃべる猫なんてそう珍しくもないけれど、その黒猫はやけにしつこく名付けを要求してくる。仕方なしに黒猫に「ヨゾラ」と名付けたアルル。…続きを読む
表現が面白い。猫が顔をのぞき込んでいる事を、猫の形に切り取られてるという表現。冒頭のその一言で一気にのめり込みました。時々、交えるジョークの入れ方が上手くて何度クスッとしたことか。魔法のメ…続きを読む
――物語は夜を往く列車の中から始まる。 父親と母親とまだ幼い子供。その時、車内の乗客をある異変が襲う。 一夜にして、ひとつの国が滅んだ事件がすべての始まりとして描写されていく。 ダークファン…続きを読む
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