第29話 衝撃の事実


 今年は記録的な猛暑でした。いや、「です」ですね。


 東京で40度超え。熱中症の死者も30人以上。「殺人猛暑」と報道され、気象庁は「一種の災害と認識」とコメントしていました。


 うちのバイトの女の子は、夜寝るときにクーラーつけっぱなしにして、体調が悪くなったそうです。


 が、B店長はこうコメント。


B店長「あたしは、クーラーつけてないから」


雲江「は? じゃあ、どうしてるんですか?」


B店長「ひたすら、水でシャワー浴びて……」


雲江「え? クーラー壊れちゃったんですか?」


B店長「リモコン捨てたの」


雲江「なんで?」


B店長「どこ探してもないから、たぶんあたしのことだから、捨てたと思うの?」


雲江「買って来ればいいじゃないですか! 売ってますよ」


B店長「なんか設定とかめんどくさそうじゃない? それに型が古いと対応してないかもしれないから」


雲江「ああ、じゃあ、こうすればいい。あのロボット、組み立ててクーラー動かしてもらいましょうよ」


B店長「あはははははは」




 後日、リモコンは買ったらしいです。



 が、なんと、この話、ここでは終わりませんでした。まさにリアルタイムのエピソードです。

 しかも、すでにオチが一段ついてます。


 次回まで詳しい結末を聞いてきますので、みなさんしばらくお待ちください。




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