第10話

どうにかして街に入りたい。

街の門から離れて壁沿いを歩く。

おやっ!あそこ穴あいてるんじゃないか

壁が一部崩れて小さいが人一人なら潜れそうな穴が!


よしここから街に入ってみる事に。

キョロキョロ、周囲に気をつけ警戒しながら穴を潜る。。


カラフルなビルの裏通りに出た。

誰もいない。。


ゴブリンやオークはビルの中に逃げたのだろうか?

周囲を警戒しながら、街の探索を始める。。


しかし生き物も建物も派手な色だなぁ

サイケデリックってやつ?


ゴブリンやオークが隠れてしまっている、静かな街を歩く。。

市場か?!

今は誰もいないが、先ほどまで商いが行われていただろう

商品がそのまま残ってる店がある。。


派手な柄の衣類や日用品?、野菜や果物、肉、魚、武器まで!

誰もいないし、この世界の金持ってないし、今盗むか?!

ゲスい考えだが、仕方ない。そう!仕方ないのだ。。


とりあえず、林檎に見える果物を食べてみる。。

味はバナナだ。うーん。。

食べながら、色々物色して装備を整えていく。。

服は・・・派手過ぎて似合わないからやめておこう

武器防具は、革鎧に鉄?の片手剣くらいが無難なのかな〜


ゴトっ!


装備を物色中、積み上げられた木箱の方から、音がした。。。。


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