お局様、ニヤける。

 「、、ねえ、樹くんだよね?」

その一言で始まった会話、意外と長続きしちゃってるんだよねー♡

趣味が本を読むことで話があったからかな。ラノベ好きって聞いて語る我。

 キーンコーンカーンコーン

チャイムとともにみんな座り始める。自分たちも話を止める。お局様から汚、、いや、独特の個性を持った字で(汗)手紙が回ってきた。


❝どんな輩だった?❞

❝ラノベ好きっていう話で盛り上がった!!❞

❝おお、まずは変態ゴミレベル3な。❞


、、、もう3なのか。ラノベ好きでなぜ変態ゴミレベルが上がる。


❝好きな食べ物とか簡易的な質問したか?忘れてね~だろうなあ。❞

❝基本的にリノール酸とリノレン酸や有機化合物、アミノ酸が取れる食材は好きだって❞

❝ああ?脂質、炭水化物、タンパク質じゃんか。最初っからそういえよな。って言うか、三大栄養素だから好きの以前に食べなきゃ死ぬわww❞


お局様ってああ見えて頭いいんです。


❝細かく言うと砂、、SUGARが好きらしい!!!❞


そうだ、お局様って下の名前、砂糖って言うんだった。


❝英語で言えばいいわけじゃねーぞwって言うか糖分じゃねーか!!❞

❝それな。まあ、糖分って炭水化物だとかいう人もいるし。❞


 キーンコーンカーンコーン

授業終わり、お局様は早速樹くんのところへ。単刀直入に好きな食べ物は!??って聞いてた。すると、戸惑いながらも、、


「、、砂糖だけど。」

「もっとはっきりいいいい!!」

「さ、砂糖が好きです、、、。」


う、、きっと本人はお局様の本名を知らずに言ってるんだろうな。周りからクスクスと笑いが起こってることに勘付いてるんだろうけど、何が起こったのかわからないんだろうな。、、外側から見ると告っているように見えることにww

イケメンに告られてる(ように見える)とか、、お局様のほうが変態ゴミレベルマックスだった。


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