三式連絡機を愛機に航空業務を生業にする一家のお話です。穏やかな文体と分かりやすい用語の説明で航空用語のわからない方でも滑らかに読んでいけると思いますが、作中の空や風、またそれらに乗っていく三式連…続きを読む
ひと息に読みました。自分は機械に疎く、飛行機にも興味のある読み手ではありません。しかしこの作品を面白いと感じたのは、偏に、主人公をはじめとした登場人物たちを取り巻く景色を、空気感を、「共有したい」と…続きを読む
こういった作品にしては珍しく、読んでいて非常に軽いです。何行も何段落も設定が書かれたかと思えば、堅苦しい会話が続いて、しかも選ばれる言葉はとりあえず難しいものでげんなり――。ということがないんです!…続きを読む
「神は細部に宿る」と言うが、細部のディテールがしっかりしている割に、お話はうーん・・・という作品自体は結構多い。自分の知らないジャンルの専門用語を並べられた上、それが話の本筋に絡んでない作品は作者の…続きを読む
もっと見る