設定資料-キャラクター(フィノッキオ)

 フィノッキオ・アンナ・ブタリオン


 年齢:16歳(第十七話時点)

 性別:女

 身長:175cm(現代世界換算)

 体重:-

 種族:人族(母が猫系獣人、母方祖母が馬系獣人の混血)

 出身地:ハム

 使用武器:魔槍ヴィンセント贋作

 職業:魔法戦士


 好きなもの:父、正面突破、ダンス

 嫌いなもの:権力、卑怯者、知性、オルツォ




 ハムのギルドマスターが指揮する冒険者パーティー『烈風隊』の魔槍使い。

 全身鎧を纏った男装の麗人。


 鎧を脱いだ姿は美女である。女性にしては高い身長と鍛えた肉体、魅惑のプロポーションと相まって大人びた印象を与える。

 中身は幼稚園児以下の知能と感性しかない。下ネタで爆笑するタイプ。


 焦げた肌とポニーテールに結った黒い髪がトレードマーク。ポニーテールは兜からも垂れ下がってる。

 人族の形質が色濃く出ているが、猫系獣人の血を引く為、瞳孔が縦に切れている。

 また、馬系獣人の血も引いており、髪の色とかが影響を受けてるらしい。


 父はクロック商会会長、クロック・ブタリオン。父親のことはそこそこ尊敬している。

 父親譲りで頭が悪く、かしこさがない。必然、魔力もかなり低くなる。

 とりあえず全身鎧を纏ったり、とりあえずギルドマスターの朝食に侍られてみたりと、随所で頭の悪い行動をしている。


 武器は父から貰った魔槍ヴィンセント。それ自体が独立思考する古代文明の遺産ゴーレムの槍型変型武器である。

 ただしこれは古代の模造品であり、真作とは程遠い性能。


 ギルドマスター、オルツォ・マグロディオのパーティー主力メンバーだが、オルツォのことはこの上なく嫌っている。

 理由は頭の良さそうなことをベラベラ喋るのが気にくわないから。


 ちなみに、5回オルツォと決闘して、3回勝つくらいには強い。持久力が高く、継戦能力に優れる。


 父の命令でエビボーガンを悩殺しようとしたが、アホなので失敗した。


 かまぼこ板を口に咥え、四股を踏みながら回転する独特の踊りを得意とする。これはハムの街の伝統文化であり、蠱惑のダンスは強い求愛を意味する。

 別にそれ自体が何か有効な能力を持つわけではないが、フィノッキオの母はこれひとつでクロック・ブタリオンをオトしてみせた。


 これは『ハムの金ブタをかまぼこ板で食った奇跡』と言われ、フィノッキオの母親は拝月教の聖人として崇められている

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