設定資料-キャラクター(アマグリオ大司教)

 アマナート・アマグリオ


 年齢:36歳(第十話時点)

 性別:男

 身長:187cm(現代世界換算)

 体重:70kg(現代世界換算)

 種族:人間

 出身地:レモネン島

 使用武器:剣、錫杖など

 職業:神官剣士


 好きなもの:権力、支配、他人を騙すこと、変装

 嫌いなもの:東の大陸及び天秤教以外の全て、盲信、革新的でない者、夢のない話




 西、中央、東の三大陸文明圏の半分を支配するといわれる天秤教(聖教)の現最高権力者。アマグリオ大司教その人。

 エビボーガンが生まれる数週前から現在進行形で、権力の座をほしいままにしている。


 彼の政敵や邪魔者は何故か全員が不審死した。

 東の大陸及び天秤教に忠誠を誓いながら、神の存在を信じていない。彼が望むのはあくまで侵略行為のみである。


 同い年のブリスケ・ブリストンとは魔法学院時代よりの宿敵。幾たびもナンバーワンを争った犬猿の仲と言われている。

 学院卒業後、東の冒険団を立ち上げた際も、ブリスケが団長、アマグリオは副団長の地位に収まった。

 その為、大司教となった現在もブリスケにコンプレックスを抱いているとの専らの噂。


 これらは世間体を欺くためのポーズに過ぎず、実際のところブリスケとは親友の間柄である。

 2人には中央大陸征服という共通目的があり、それが故に意気投合した。

 

 学生時代から2人を知る者で、政治的に対立する輩は全員が死んでいるので、この簡単なトリックは案外みんな引っかかる。


 ブリスケの妻、ネレイドかすみは実の姉。


 なお、天秤教権力機構の最高位は名目上、大司教ではなく法神子ほうおうというのだが、これは神と同格の地位とされ、現在は事実上大司教が最高権力位とされる。

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