10話 生徒会長登場‼

俺は部長として、生徒会室へ活動報告をするために向かった


今までは、別に報告しなくてもよかったのだが、明音の入部によって学校への影響力が大きくなったらしく、今月から報告することになった


ちなみに今まで、生徒会長と、面と向かって話したことがなかった


俺は生徒会室に入った

初めてだ


すると、どっかで見たことあるような顔をしている人がいた、どっかで見たような…


思い出した!

あれは俺を現実世界に戻しやがったクソアマ

(女神)だった


『どーもー!

本校の生徒会長皆川 実菜子(みながわ みなこ)ことみなみな会長でーす!よろしく~!』


なんかいきなり自己紹介されたがスルーした

そして俺は、部活動の活動報告書を

みなみな会長に渡すと同時に聞いた


『あんた女神だろ!』


俺は直球で聞いた

遠回しに聞くのが苦手な

恋愛だととてつもなく不便な性格だからだ


『め、女神?ちょ、ちょちょちょいちょい

な、な、なにを言ってるのかな?翔吾君よべ、別に私はあなたを現実世界に戻した女神なんかじゃ!あ、、、』


自ら言いやがった、アホだな


『まぁ今更かくしても仕方ないわね

層よ!私があの女神よ!なんか文句ある?』


俺的には文句しかないのだか…

とりあえず異世界に行きたいからゲートみたいなの作れないかと聞いてみた


『あ、ゲート?作れるよ!嫌だけど!』


まじで本気で殴りたくなってきた

でも女の子を殴るのはよくないからやめておこう、俺偉いから


『じゃあ私の条件をのんだらゲートを作ってあげるわ!』


嫌な予感しかしなかったが、俺をは一応条件を聞いてみた


『今度開催する部活対抗体育祭で優勝したらゲート作ってあげるわ!』


バカだ、勝てるわけねーだろ部員が少なねーのに

まぁペナルティはなさそうだし俺は一応条件をのむことにした


『じゃあせいぜい頑張るのね!』


上から目線がめちゃくちゃウザイが、

無視してその場を去った


さぁこれから我らが異世界研究部の部員を増やす冒険が始まる!


くそだるい!

普通に明音でつれば集まるだろ

取りあえず部員のみんなに説明した


『嫌だ!』


明音に断られた

ナイスアイディアだと思ったのになー

まぁとりあえず部員の募集貼り紙を廊下に貼ってみたが、もちろんくるはずもない

やっぱり明音にやってもらうしかないと思ったが、やっぱり断られた

理由を聞いてみたいがやめておいた、きっと色んな事情が…


『なんで嫌なの~?』


晴樹が普通に聞いた

俺のさっきの時間を返しやがれ


『だってもし部員が集まって体育祭で勝っちゃったらもう翔吾君と会えないんだもん…』


とモゴモゴと言った

俺には聞こえなかったが、晴樹には聞こえたらしい


『じゃあしょうがないね~』


俺は晴樹にそのわけを聞いた、すると


『んもぉ~相変わらず鈍感野郎だね~』


めっちゃウザかったが、なんとか抑えた


まぁこんな感じで異世研の部員集めが始まったのだ…


竜平しゃべれよ…

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