日常と非日常

ぽつん、と

言葉がもれた

何もない、何でもない

日常を見て

ふッと息がもれた

肩の力が抜けたのだろうか?

それとも張り詰めた糸が緩んだのだろうか?

非日常がない、と思っていたけれど

もしかしたら、違っていたのかもしれない

『非日常』はいつでもそこにあって

『日常』と隣り合わせにあったのかもしれない

気づいてしまえば案外簡単で

考えていたのが可笑おかしくなるようだ

笑うも笑わないも、構わないけれど

『言葉』は伝えたら、

もっと世界が変わるのかも、しれなかった

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