第4話~??~

きっと今頃私のこと心配して


探してくれてるのかな…


なんてね


自分から消えたのに何でこんなこと考えちゃうんだろ…


こんなこと考えたくないのに…


ごめんね…

本当は消えるつもりなんてなかった

私がずっと我慢すればすむ話だからずっと我慢してたけど…


ごめんね…

私にはもう我慢できなかった

逃げちゃった…

あはは、本当私って弱虫だよ…


ごめんね…ごめんなさい…


大好きだったよ、彼方…


出来ることならもっと一緒にいたかったなぁ


『バイバイ、またね』


とある少女は泣いていた


あの少年ともっと一緒いたかったと


ひたすらごめんねごめんね…と謝っていた


少女は何かに怯えていた


いつも怖がっていた


けど、決して少年には心配をかけまいと自分を偽り無理やり笑顔を作っていた


その笑顔はあの日は気づかれていたが…


この少女が本当に心から笑える日が来るのでしょうか

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