海鮮ごのみと馴れ初め


まだケーキを買いに行けてはいません。

『セブンイレブンの海鮮ごのみ』を食べながら、この文章を書いています。


そういえば、私達の馴れ初めをかいていなかったですね。

つまらないものですが。


私の働く店に来る常連さんだった芽吹夫のことを、いいなあとは思っていたものの歳が14も離れていたため悩んでいたのですが、同じお店で働く人達から、そんなの気にすることない、といわれて告白しました。

しかし、告白はうまく伝わっていなくて、初めてのデートでキスをして初めて、付き合おうという意味だということがわかったようです。

ここできいてください。

私の告白のセリフ。


『こんな私でよければ、嫁にもらってください』


です。これを告白ととらないのですから、だいぶん芽吹夫は鈍いのかもしれません。

それか過去にツボを買わされたことがあるのかも。

芽吹夫、ツボとか絵画買わされたことありますか?

そして、キスした後で、

「これって付き合ってるんでいいんだよね?」

と確認されました。嫁にもらってくださいの告白は冗談だと思っていたようでした。

あまり重い告白をすると信じてもらえないのですね。


そんな馴れ初めです。

私が夫を気に入った理由は、嘘をつかない、つけなさそうだから。

というのと、すぐに結婚してくれるっていったから。

付き合ってるんだよね、と確認された後に、

「次付き合う人とは結婚したいって思っているけど大丈夫?」

と聞きました。それで、OKだったので、ようやく付き合い始めたのです。

それで、付き合い始めて二週間だか三週間後に母親に会わせ、帰省も一緒にし、親せきに紹介するという外堀ガチガチ作戦で、結婚までこぎつけたわけです。


ちなみにプロポーズも芽吹からしました。


「結婚!ねえ、結婚しようよー、結婚」


という文章に起こすとなにいってるんだこのプロポーズとなりますが、声に出して読んでもやっぱりなにいっているんだこやつは、となると思います。

『声に出して読みたい日本語』ならぬ、声に出して読みたくない日本語、もしくは、声に出して読むとバカになる日本語ですね。

でも、結婚したかったんだから、その気持ちをストレートに伝える、というのは良いことだなあと芽吹自身は思っています。された側の夫の気持ちはわかりません。

芽吹夫はどうおもっていますか?

ちなみにプロポーズ(と認識されていなかった)を受けた、結婚した理由は、同じ星雲の人間だと思ったからという、一般の方には意味のわからない理由でした。

この星雲の話は、次回に。

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