風景描写とテンポが素晴らしい

冒険家サム・モーティマー密林行でファンになりました。この作家様は知識量と語彙力が素晴らしく、とくに風景の描写が印象的です。たとえ本物を見たとて頭からすっぽ抜けてしまいそうな風景の数々を、詳細に脳内に留めて書かれているのですが、決してしつこくなく、自分も同じ世界を見ているかのような感覚を得られます。すべての言葉が、必要なものだと思えるんです。特にSF短編『コズミック・ワンハンドレット・ストーリー』がおすすめです。