バイトに挑戦


「今日はよろしく頼むよ」


「「「はい!」」」



早速バイトが始まった。



「はい、いらっしゃい!はい焼きそば一丁お待ち!はいおつりね!はい、ありがとーう!はい、らっしゃしゃい!たこ焼きひと船と焼きそばね!たこ焼き一丁!焼きそば出来たよ!シュンたこ焼き!」


「はいはい、出来たで!」


「お待ちどう!はい丁度ね!はいありがとーう!」



どんどん客を捌いてくリョウタロウ。


それに驚いてるのは店長だ。



「はいいらっしゃい!焼きそば二丁とたこ焼き一丁、お好み焼き一丁ね!シュン!ソウヤ早く!」



「ちょ、待てや!」


「今出来上がる!」


「はいおまたせ!丁度ね!ありがとーう!」


リョウタロウの速さに追いつけないソウヤとシュン。


何だかんだで閉店まで客はひっきりなしった。


バイトが終わり、片付けをしていると店長が満面の笑みで来た。


「いやぁ、良かったよ君達!特にリョウタロウ君のお陰で大繁盛だよ!またよろしくね!!」


「わーい褒められた!あの俺に惚れたのかな!」


「口説くなよ」


店長を口説きそうな勢いではしゃぐリョウタロウにソウヤがすかさず突っ込む。


「にしてもびっくりしたわ、リョウタロウ君には」


「だろ、コイツ焼きそばやくのだけは凄いんだよ」


「何、俺に惚れ直したか?」


「「はいはい」」


こうしてバイトが終わり、小遣いを手に入れたリョウタロウなのであった。


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