第7話 『火崎日向子の友情と初恋。』

『世界を救った……(略)(※自分でつけたタイトルなのに全く覚えられずふざけて長文タイトルになんかするもんじゃないと後悔している)』に出した小学生の火崎日向子と非常にめんどくさい呪術師の門土みかど。

この二人をもう少し書きたくなったので書いただけの小説です。

 

はっきり言って「自分が楽しければいいや」の精神しかない一本です。


開き直ってブルボンのお菓子とか小説の一節(私の好きな箇所ではない)など好きなものをちょいちょい出しています。


烏丸くんが日向子に貸した小説はそれぞれ


吉屋信子  『花物語』

川端康成  『乙女の港』

宮木あや子 『雨の塔』

朝倉かすみ 『ほかに誰がいる』


です。


本当は柚木麻子『終点のあの子』もいれたかったのですが、この世界では1999年以降の東京にはデカいクレーターがある設定であることを思い出し、2000年代東京の風景が重要な要素でもあるこの小説は出せないと気づいて泣く泣く省きました。

(そんなことを言えば後半二つの小説もこの世界では存在しえないのですが、まあそこはユルいパラレルワールドってことでご寛恕ください)。


日向子の肌に合わなかったようですが、どれも素晴らしい作品ですね。

(同時に烏丸くんに『終点のあの子』を読ませてやれないのが残念でもあります)。 


相変わらず変な小説ですが、よろしければお読みください。



2017.9.23



追記

転載元より加筆・修正しています(「加筆・修正」というとなんだか大層ですね……)。


2017.10.4

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