第32話 恋のライバル? (2)

(本文)


「うぅ〜ん、ん〜」と、俺自身も甘い吐息漏らしたよ。

 余りにもさぁ、奥さまが、ヨシヨシと俺のことを可愛いがってくれるから、ついついと漏れしまったのだ。

 だってフレイヤの、たゆんたゆんの、オッパイの谷間は──なんといっても、この世物とも思えない程の、極楽浄土仕様だから。


 それにさぁ、俺、他にも気づいた事がある。

 特にうちの奥さまは、自分から猫のように甘えるのも大変に好きだけど。

 まあ、それ以上に『ハアハア……』と、舌を出し。お手をするような、忠実に犬のように甘える雄が好みのようだ。


 だからこの先俺達夫婦は、前世では何が原因で別れたかは知れないけれど?


 この先ね、俺が彼女と、夫婦円満に暮らそうと思のなら。

 俺自身が奥さまに、とても甘え上手となり。この極楽浄土の谷間に甘え、ハアハア……と、忠犬のように、舌を出していればいいみたいだよ。

 俺そう考えるとこれからの人生は。何でも感でも、自分自身で解決をしょうとするのではなくて。奥さまに甘え、助けてもらいながら。これからの結婚ライフを満喫すれば良いと解った。

 特に前の俺はどうだか知らないが?


 今の俺は、女性に甘えるのが大好きだから。母性愛の大変強い。それも年上の女性が好みなんだ。


 だからフレイヤとのこれからの結婚ライフは上手くいくと思うから。もう彼女の過去には触れないし、気にもしないようにもする。



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