第25話 俺の地元で大暴れ? (8)

(本文)


 まあ、先ほど述べたけど。俺自身銃弾を受けてかなり痛かったのよ。

 だからどちらにしても、奴らの事を許さないけどね!


 それにさぁ、もう頭の中で、天使や悪魔の誘惑や囁き等はないよ!

 俺自身がもう彼女に心を許した! と、いうか奥さまに惚れた!


 だからさぁ、俺。どうゃ~? どうゃ~? どうゃ~?

 と、いった感じでね、もう必死になってフレイヤの体を隅々まで、確認をとったもん!


 それもさぁ、たゆんたゆんな、彼女の御立派なオッパイも含めて、色々ね……色々と……


 今までは彼女の虜になるのが怖くて、敬遠して触らぬ神に祟りなしと、いった感じで見ないようにはしていたけど。俺のこの容姿が、フレイヤのワザとではないと分かると、もういいや! 信じてみるか! 奥さまを!と、いった感じになったのよ。


 だからさぁ、俺のリアルフィギュアに傷が入っていないかと。丹念に隅から隅まで見て確認とりながら堪能したよ。


 するとさぁ、今晩が楽しみになってきたよ、 俺は。それでね、その後はさぁ、涎がタラタラと垂れてきたよ!


 ハアハア……な気分も持たなくなりそう!

 俺は。だからオオカミちゃんになりそうなんだよね!


 するとさぁ、奥様。まあ、フレイヤだけど……


 俺のそんなハアハア……な、気分が分かっているのか?

 とても御機嫌だよ奥さま、嬉しそうに俺に飛び抱きつくと、唇と唇を重ねてきたよ!

 もう二人、その後はね……


「「……ンン、ム、ンウ……」」


 と、いった感じで愛を深めたよ! 俺、もう脳がとろけそうだ……


 で、でもね、周りには、まだまだ沢山の人がいるんだよ!

 そ、それもね、先ほど俺達二人に、銃弾をお見舞いしてくれた。警察や機動隊の人達がね。


「お、お前達二人、何をしているか!」

「ふ、不謹慎な……」


「警部逮捕しましょう!」

「…………‼」


 呆然としている者達もいれば、不謹慎だと大騒ぎをしている者達もいるよ。

 でもね俺達には、先ほど銃が効かないと知っているから、中々距離を詰めて来ないのよ!


 だから俺は奥さまから、唇を離すと奴らに向けて「ニヤ」と、微笑んでやった!

 さてさてこの後は、どのように料理をしてやるかな? と、考えたよ、俺はね……


 奴らを睨んでやったー!

 警察や機動隊のおっさん達をね!


「お前達、車の陰に隠れてないで出て来いよー!」

 と、憤怒しながら叫んだ、俺なんだー!



 ◇◇◇◇◇

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