多重人格者優子〜過去から現れた6人のわたし

桜庭みゆき

第1話


「あなたたち誰?なんでわたしの家にいるの?何処から入ったの?」


 マンションに一人暮らしのわたしは、午前中に買い物を済ませて、部屋に帰ってくると、リビングに6人の、小さな少女から30代前後の女性たちが居たので、驚いてしまった。


 ドロボーや強盗ではないことは、彼女たちの顔を見て違うというのはわかった。


 何処かで見た顔、そう思ったからだ。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る