第二章

第二章

こうして、老翩翩と杉三たちの共同生活が始まったのである。翩翩は大変な働き者で、美千恵にも気に入られた。水穂も頻繁に杉三の家にやってきて、彼女に日本語を伝授したが、もともと日本語と満州語は文法的に共通点が多く、彼女はすぐ日常会話ができるようになった。

今日も彼女は杉三より早く起き、洗濯物を干していた。美千恵がそれを見て、

美千恵「なんだか、吉原で働いていたとはとても思えないひとね。」

というほど、よく働いた。

杉三「そうなると、本当にかわいそうだなあ。でも、だんだん表情も生き生きとしてきたじゃないか。」

美千恵「そうね。もっと生き生きしてくれるといいわね。」

夕食後。翩翩は、暇があるともっていた二胡を弾くのが恒例になっていた。時に杉三が古筝で合奏した。二人の息はぴったりだ。「宵待ち草」や、「あざみの歌」などの日本の抒情歌を主なレパートリーとしていた。

その日も、杉三と翩翩が合奏した。ちょうど、懍と水穂も訪れて、それを聞いていた。

懍「お上手ですね。漢族の二胡奏者にありがちな、艶っぽさが彼女の演奏にはないですね。僕は、二胡という楽器は、娼婦を連想させる音色なので、あまり好きではなかったのですが、彼女の演奏はバイオリンと同じ感覚で聴けますよ。最も、それでは中国国内ではへたくそだといわれるでしょうけど。」

水穂「それはやはり、彼女が漢民族ではなかった、ということに起因するものでしょうか。」

懍「おそらく、そうだと思いますよ。満州族は、清王朝時代から、かなり漢化してしまっているといいますけど、どこか変わらないものを持っているのでしょう。」

水穂「そうですよね。そういう、自民族の良さをちゃんと知っていて、それをフルに発揮する場所があるのが少数民族のよさというところですかね。」

懍「そうですね。」

演奏が終わって、全員拍手を送った。

翩翩「ありがとうございます。」

懍「かなり、正確になってきましたね。着実に成長していますね。これからも頑張って勉強してくださいよ。」

翩翩「ありがとうございます。漢語よりも難しくなくて、響きも綺麗な言語だと思っています。」

杉三「かといって、敬語でなくてもいいんだけどな。」

翩翩「いえ、このほうが話やすいし、それに私、敬語のほうがきれいに聞こえるから好きなのです。」

杉三「でも、堅苦しいよ。僕は君の主人じゃなくて、友達だからな。」

翩翩「いいえ、私はこの言葉が好きです。」

杉三「せめて杉ちゃんと呼んでね。」

翩翩「ええ、わかりました。」

懍「ところで、老さん、痛い話になりますが。」

翩翩「なんでしょう?」

懍「男である僕がいうのもなんですけど、必要な話なので言っておきます。その子をどうするつもりなのでしょう?」

翩翩「それは、、、。」

懍「よく考えてくださいね。あなたは産んでしまったらもう、後戻りはできないのです。つまり、彼か彼女が成人するまで、責任をもって育てなければならない。子供というのは、道具でもなければ、ゲームでもありません。いずれは、一人の人間になって、次の世代を作っていくのです。そこまで覚悟がないと、子育てというのはできないでしょう。それをどうするか、しっかり考えなければ。」

杉三「教授、それは、おろせという意味ですか?」

懍「いえ、堕胎を進めているわけではありませんよ。しかしですね、子供を持つというのは、一度やったら二度とやめることのできないものですからね。それは大変なことですから。まして、異国の地で一人でやっていくのも難しいのに、まして配偶者もなく子供を持つというのは、並大抵なことではないでしょう。第一、彼か彼女が思春期に入ったとき、今の境遇では、その子が命を落とす可能性だって、十分にあり得ますよ。」

杉三「でもさ、愛情さえあれば、必ず一人前になるんじゃないの?」

水穂「杉ちゃん、一昔前だったらあり得るかもしれないが、今はそうじゃないんだよ。死ぬ方法はごろごろ転がっているが、愛情を確認する方法を見つけるのは非常に難しい世の中だからね。杉ちゃんはテレビがないからあまり知らないかもしれないが、子供を育てられなくて捨てたり殺したり、逆に思春期から青年期の子が、親の愛情を感じ取れなくて親を殺害する事件も後を絶たないんだから。」

杉三「そんなことは絶対ないよ!その証拠に、僕は馬鹿だけど、ちゃんとここで生かせてもらってるから。」

水穂「杉ちゃんのことを言ってるんじゃないんだよ。一般的なことを言ってるんだ。」

杉三「でも、そういうことをする事件は本当にまれだろ。大体の人は幸せに暮らしてるよ。」

蘭「まあ、杉ちゃんは文字を読めないから、そういう不幸な事件はあまり知らないよね。僕は、正直に言うと、、、。」

杉三「その先を言っちゃダメ!彼女が傷つくことになる。」

蘭「でも、現実と、理論的にいったら、」

杉三「何があっても人殺しだけはぜったいにいけないよ。生まれる前に殺されちゃうなんて、なんのためにできたのか。それだけは、僕は何が何でも反対する!」

蘭「杉ちゃん、感情でものを言うな。まあ、それは難しいが、受け入れてくれ。」

杉三「いやだ!僕だったら、生まれてきてくれたんだから、うんとかわいがってやる!」

蘭「その頭では思いつかないかもしれないだろうけど、彼女には、赤ちゃんを育てるためのお金を得られないんだよ!」

杉三「いろいろあるじゃないの。中国から来たってことをうまく使えば?例えば僕は読み書くできないけど、中国の文化とか伝授するとか。」

蘭「馬鹿だなあ、失礼な話だが、漢民族でなければどうしようもない。中国語を読み書きできるのは漢民族だけで、彼女はできないよ。」

杉三「じゃあ、他にもあるじゃないか。」

蘭「あるって、何があるんだ?」

杉三「二胡さ!」

蘭「それが何になるの?」

杉三「十分教えられると思うけどな。」

翩翩「杉ちゃんの言葉にはうれしいんですが、私、それはできないんです。理由は蘭さんが言った通り、漢族ではないし、それに私、二胡検定を受けたことがないので。」

水穂「受けたことがない?ではどうしてビックバンドに入ることができたんです?」

翩翩「ええ、ただ選考会みたいなものが私の地元で開かれて、私は漢族の方々に混ざって参加したところ、偶然合格しただけで。やめた時、企画された先生がいっていました。あなたが選ばれたのは、単に容姿がきれいなだけで、他には何もないって。」

杉三「でも、ソリストだったんでしょう?」

翩翩「ええ、でも、それもきっときれいなだけだったのだと思います。ほかにもあのバンドには実力のある方がたくさんいましたし。」

水穂「まあ、確かに十人超えれば、いろんな人が集まりますからね。」

杉三「でもさ、単にきれいなだけじゃないだろ。それは感性が良かったからだと思うよ。君は気が付かないかもしれないけど、君の二胡が審査員たちを動かしたから、入れたんじゃないのかなあ。」

翩翩「いえ、きっと違います。無資格で、単にきれいなだけだったからだと思います。」

杉三「いや、違うよ。だって、ビックバンドに入ったんだから。」

蘭「どういう意味なんだ?」

杉三「だって、無資格でビックバンドに入れたのなら、無資格であっても人を感動させるほどの力があったということなんじゃないかなあ。僕ならそう考えるね。それは、漢族の演奏者だったら、絶対できないことだと思うよ。青柳教授も言ってただろ、漢族のような艶っぽさがないって。」

翩翩「それは、本来の二胡の音でもないからって、主催の方がそういっておりましたよ。」

杉三「でもさ、それに惹かれちゃう人はいっぱいいると思うけどね。少なくとも僕はそう願いたいな。それを求める人はいると思う。教室をやりながら、赤ちゃんと一緒にゆっくり暮らしていけばいいさ。その子が思春期になったら、母ちゃんは立派だぞと伝えることが一番だと思うよ。だから、そのためにできることをやってけばいいんじゃないの?」

翩翩「私にできるでしょうか。」

杉三「できるさ!」

翩翩「わかりました、、、。私、杉ちゃんのいうとおりにしようと思います。」

杉三「やった!救えたぞ!人助けというのは、華岡さんの言葉ではないけど、素晴らしいもんだねえ。」

翩翩「ありがとうございます。」

杉三「どういたしまして!」

懍「本当にわかっているのでしょうか。」

蘭「杉ちゃんのいうことより、現実を見たほうが。」

水穂「蘭、僕らにはできないことさ。邪魔してはいけない。」

蘭「そう、、、だよな。」

懍「わかりました。では、責任もって、その子を育ててあげてくださいね。」

翩翩「わかりました!」

と、全員に向かって頭を下げる。


数日後。富士市内にある文化センターの一室。

懍「ああ、なるほどね。ここを借りたんですか。確かに音楽室と銘打ってあるだけあって、響きもよさそうですね。」

翩翩「ええ、そうなんです。ちょうど、杉ちゃんのお宅から、歩いて行けますし。そのうち歩くのも大変になるかもしれませんけど。」

蘭「ちなみに部屋代は?」

翩翩「ええ、まだ午後しか借りていないので、2000円です。それにまだ毎日借りるわけではありません。教室というか、二胡のサークルのような形にしたいので、グループレッスンで行おうかと。」

杉三「人を集めるのはどうするんだ?」

翩翩「インターネットでやろうかと思います。今は、いろいろな掲示板サイトもありますし、フリマのアプリにもメンバー募集ができますし。」

水穂「あとは生徒さんが来てくれるといいですね。僕も応援していますよ。」

翩翩「ありがとうございます。」

水穂「生徒さんを、どんな人にするのか決めないと。」

翩翩「ええ、寂しい人に来てもらいたいなと。」

杉三「なるほど。それでグループにしたわけか。」

翩翩「ええ。杉ちゃん鋭いですね。二胡教室もそうだけど、仲良しグループのような感じにしたいんです。」

杉三「いいじゃない。仲良しグループ持てる人、今はなかなかいないよ。」

懍「まあ、確かにパソコンやスマートフォンが普及していますからね。」

杉三「その通り!だけど、人間は一人ぼっちではいけない。」

蘭「また大それたこと言って。」

杉三「いや、当たり前のことだよ。仕事場を確保したから、次は住む場所を確保しなきゃね。」

蘭「そうだね。どっか近くに空きアパートないだろうか。」

懍「不動産屋さんにいってみますか?この近くだと、丸吉不動産とか、スズラン不動産とかありますよ。」

杉三「スズランさんは?あそこだったら、女の店主さんだし。」

蘭「杉ちゃんはなんでそれを知っているの?」

杉三「母ちゃんが電話で話してた。利用者さんを住まわせるってさ。まあ、それはどうでもいいじゃない。」

蘭「そうだね。確かに。」

杉三「じゃあ、みんなで探しに行こう。」

水穂「僕、タクシー予約してきます。」

杉三「水穂さん悪いね。」

水穂はスマートフォンを取り、タクシー会社に電話をする。


数分後、ジャンボタクシーがやってきて、全員運転手に手伝ってもらいながら乗車した。タクシーは、道を間違えることなく、彼らをスズラン不動産まで連れて行ってくれた。

杉三「こんにちは。」

と言ってドアを開けると、やはり店主は中年の女性だった。

蘭「すごい、本当に女性の店主さんだ。」

杉三「あのね、この人が、この富士に住みたいというんだよ。もうすぐ生まれてくる赤ちゃんと一緒にね。二人で住めて、安全でしかも家賃の安い部屋はないかな?」

蘭「杉ちゃん、店の人に失礼な。」

杉三「みんな大事なことじゃないか。安全で安いって。」

店主「まあ、変わってますね。えーと、希望する家賃とかある?」

杉三「この人が払える上限はさほどない。でも、訳ありの部屋とかは嫌だな。あんまり高いとだめだぞ。」

店主「具体的に何円と言ってもらわないと。」

杉三「僕は数字がわからないから、彼女が払える上限を超えないこと。」

懍「とりあえず、おすすめを見せてやってください。」

店主「ああ、最近入ってきたというか立てあがったばかりの物件はこれだけど、、、?」

と、紙を二枚見せる。

杉三「僕は写真しかわからないけど、綺麗そうなマンションだね。」

店主「ええ、まあ、たたってひと月もたってないからね。」

杉三「で、駅に近いの?」

店主「ええ、新富士からでも、富士駅でも来れるよ。」

杉三「どれくらいで?」

店主「いずれも五分くらいかしら。」

杉三「五分ってどれくらいだ。」

蘭「富士から富士川まで電車に乗っている時間と同じくらい。でも杉ちゃん、君が主導権を握るなよ。」

杉三「ダメダメ!彼女では、へんな物件を売りつけられたらかわいそうだ。だから僕がちゃんとやる。」

店主「何か事情がある人なの?」

杉三「うん、事情がある。だからこそ、僕が手伝ってる。でも、興味本位で詰問するのはやめてね。かわいそうだから。」

店主「まあ、、、。こちらもそれを知らないと困るけど。」

杉三「次に、病院とか近くにある?」

店主「ええと、、、。それがね、内科と精神科しかないのよ。それでいい?」

杉三「いやだめ。赤ちゃんのことが、」

翩翩「ああ、大丈夫ですよ。杉ちゃん。内科さえあれば。」

杉三「だって、赤ちゃんの事考えると。」

翩翩「いえ。それは私が調べます。男性の方には、わからない箇所もきっとあるし。」

杉三「本当にそれだけ?ほんとに?」

翩翩「ええ、そうですよ。大丈夫です。気にしないでください。単に、産婦人科は男性さんの主観で、選んでもらいたくないなって思っただけなので。杉ちゃんのことを否定しているわけではありません。」

杉三「そうかな。違うでしょ。」

翩翩「いえいえ、その通りです。」

水穂「杉ちゃん、あんまり詰問はしないほうがいいよ。赤ちゃんのことは、女性だけの特恵なんだから。それは僕たちが手を出すべきではない。」

翩翩「水穂さん、ありがとうございます。」

水穂「いえいえ。」

杉三「本当は、何か隠してるでしょ。」

翩翩「そんなことありません。」

店主「ほら、私的なことはほかのところでやって。これらの物件、どうするの?」

杉三「そうだった。とりあえず、家賃を言ってみてください。」

店主「こっちが、5万円、もう一つが6万円。」

杉三「どっちが高いのでしょうか。」

水穂「五よりも六のほうが数字としては大きいよ。杉ちゃん。」

杉三「じゃあ、五万のほう。」

店主「五万のほうは、駅から遠くなっちゃうけどいい?」

杉三「それはだめ!」

店主「六万のほうは、駅からすぐ近くよ。それに、コンビニも近いし。」

杉三「コンビニの弁当は、味が濃いから、食べるべきじゃない。食品を買うなら、ショッピングモールみたいな、高級なところに行ったほうがいいよ。ショッピングモールに近いのは?」

店主「五万のほう。」

杉三「じゃあ、そのほうが絶対いいよ!食べ物が一番大事なんだから。それにショッピングモールなら、洋服もそろうよ。あと、家具なんかを売っている、ホームセンターに近いのはどっち?」

店主「それもどちらかといえば五万かなあ。」

杉三「なるほど。じゃあ、衣食住はそっちのほうがいいわけね。」

店主「でも駅は遠くなるし、病院も近くにないわよ。建物も古いし。」

杉三「でも、人間の基本ができる場所が一番いいの!そして家賃が払えるところ。五万のほうが絶対いい。建物は、住めば都という言葉もあるくらいだから、すぐ慣れる。あとは、ゆっくりして眠ることができるかという問題だな。部屋はどっちが広いの?」

店主「どちらも同じよ。ファミリーで住む人が対象だから、間取りは3DKだし。」

杉三「じゃあ、日当たりは?」

店主「どちらも南向きだから、日当たりはいいわよ。」

杉三「じゃあ、あとは静かなところかどうかだ。赤ちゃんはお休みするのが仕事だからな。それの邪魔をしない、うるさくない環境であることだ。どっちが静かかな。」

店主「まあ、五万のほうが駅から離れているんだから静かなんじゃないの?」

杉三「ほらやっぱり!僕が予想したとおりだ!よし、この五万のマンションを契約するよ。このマンションは空き家なの?」

店主「ああ、すぐに入れますよ。すぐにお引越しできます。契約だけは、契約者本人にやってもらわないと。」

杉三「水穂さんに代わりにかいてもらいます。」

翩翩「いえ、大丈夫ですよ。」

店主「それならやっちゃおう。契約書取ってきます。」

杉三「水穂さんではだめ?確かに僕では字が書けない。」

蘭「あのね、杉ちゃん、マンションの契約は、住む人がするもんだよ。」

杉三「かわいそうだな、、、。」

店主「あれだけ急いでいるのに、いざとなったら躊躇するなんて、あなたも変な人ね。」

と、契約書を取ってくる。

店主「じゃ、ここに名前を。」

杉三「ああ、とうとうしちゃった。」

翩翩は店主からボールペンを受け取る。店主が指さしたところに、フルネームである老翩翩と書きこむ。

店主「あれ、この字、どこかで見たことがあったような。」

杉三「だから言っただろ!」

店主「もしかして、あの、ビックバンドの一人?」

翩翩はつらそうな顔をする。

水穂「確かに、中国から見えた方のようですが、中国は広いので、同姓同名も十分あり得ます。」

店主「そうなの?でも、あの人は、変な人だったわよね。あんなにきれいなソロをやる割にさ、なぜか突然脱退を宣言して。それで、ビックバンドはもう、消えちゃったじゃない。」

水穂「ええ、中国では活動しているようですけどね。」

店主「そうなの。まあ、もう日本に来ても、売れるはずはないわよ。だって、ビックバンドのあの女は、いわばファンを裏切ったようなもんだから。」

水穂「ええ、そんな現象が再発しないように、ビックバンドは、メンバーを大幅に変更したそうです。」

店主「まあ、せいぜい、中国でのんきにやることね。」

杉三「ご心配なく。この人は同姓同名です。とにかく、もうサインしたんだから受理してよ。」

店主「あら、また気が早くなるの?」

杉三「はい。当たり前でしょ。契約しないと、住むところがない。」

店主「ああ、しっかり書いてくれてあるわ。じゃあ、契約は受理ね。引っ越しはいつする?」

懍「僕が、引っ越し屋さんを手配しますから大丈夫です。」

店主「本当、それならそれでいいわ。じゃあ、部屋のカギはこれよ。」

と、カギを一本翩翩に渡した。

翩翩「ありがとうございます。」

不安そうであったが、迷いはないようすだった。












  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る