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2019年6月18日 22:48
「率直に申す」の企画より参りました。最新話まで拝読させいてただきました!普段、自分の良く読むタイプのストーリーだったので楽しく読めました。率直に、ですので…単なる一読者として感じた事を率直に記入させていただきます。まず、自分の書いている方向性と凄く似ていてびっくりしました!(笑)異世界ファンタジーで、この、ギャグてんこ盛りな感じ、結構好きです!!でも、ちょっとクドイと思いました。何となく、作者様は頭の回転が良くてサービス精神が旺盛な方なのかな…?と思いました。どういう事かと言うと、例えば…66話にそういうのは転生の特典に『ぼくのかんがえたさいきょうののりょく』を要求するようなバトルジャンキー任せるべきで、ワタシは現場から一キロ以上離れた場所で優雅に美味しいお菓子を味わっているべきなのに、たとえ異世界でも世の中までは甘くできていないんですね。…と言う表現があります。こちら、一つの文(句読点で言うマルまでの間)に~べきで、~べきなのに、〇〇。と、なっています。この、「畳みかけるような表現」が全編通して多用されています。そこが、ある意味魅力です。表現における足し算の美学を感じますし、主人公の語り口の味だと思います。一つ一つのワード自体はパワーがあって面白いです。ですが、この「一文」の中に多くの情報が盛り込まれている場合、読む側は飲み込みづらいのです。相当頭の回転が良くないと「映像」として思い浮かべるのが容易ではありません。「Aのようでもあり、Bの様相も含むCが、アタシにDのように襲い掛かって心を砕く。」と、言われると、読んでいる方はちょっと混乱してしまうのです。…なんせ、脳みその容量が少ないので…(笑)それが、くどい、と感じる理由かな?と思いました。ただ、個人的には面白い表現だな、とは思います。例えるなら、お米の上にウナギをのっけて、その上にさらにお米で一旦ウナギを隠し、もう一枚ウナギを乗っけてダブルうな重にしたところに、さらにサービスで卵たっぷりの鰻巻がどーん、と乗っている…そんな文章のイメージです。(笑)人によっては、全部美味しく食べきるのがキツイ…と感じるかな~…と思いました。それと、主人公が羞恥に悶えるシーンが多すぎるのも「くどい」と感じるのでは?と思いました。そもそも、「ケモミミ幼女になって、美少女達から好かれて愛されまくる」と言う事がそんなに拒否すべき内容だとは思えません。それが多少常軌を逸している愛情表現だとしても(笑)むしろ、そんなに拒否するなら、自分と代われ…と思います。(笑)キャラクターは立って居ると思います。ただ、振れ幅がデカすぎて…(笑)ちょっと戸惑う部分もあります。特に、シリアスさんがお顔を覗かせた時と、通常営業の変態時との差が凄まじいです。最初のシリアスさんのターンでは序盤がアレだっただけに、ちょっとびっくりしました。ただ、シリアスもきちんと描かれていて、それはそれで楽しかったです。シリアス表現のターンはきちんと描けていて凄いな~と思いました。ありがとうございました!
作者からの返信
>>伊坂 枕 様丁寧なコメントをいただき、ありがとうございます。こんなにも沢山のご指摘をいただけたことがないので、改めて自分の文章を見つめ直すきっかけになったのと同時に、大きな励みになりました。文章のクドさに関しては、自分でも書きながら常々思ってはいるのですが、一人称視点での作品でもあることから、キャラクターとの兼ね合いなどの弊害により、書き直すこともなかなか難しいといった感じになってしまっています。少しでも読みやすいように直すべきなのはわかっているのですが、なんとも……。全体の表現の落差に関しても課題ですね。今後も精進します。改めて、丁寧に読んでいただき、誠に有難うございます。私の方からも、時間ができ次第、伊坂様の作品を読みに行かせていただきたいと思います。こんな稚作ですが、これからも読んでいただけたら幸いです。
「率直に申す」の企画より参りました。
最新話まで拝読させいてただきました!
普段、自分の良く読むタイプのストーリーだったので
楽しく読めました。
率直に、ですので…単なる一読者として感じた事を率直に
記入させていただきます。
まず、自分の書いている方向性と凄く似ていてびっくりしました!(笑)
異世界ファンタジーで、この、ギャグてんこ盛りな感じ、結構好きです!!
でも、ちょっとクドイと思いました。
何となく、作者様は頭の回転が良くてサービス精神が旺盛な方なのかな…?と
思いました。
どういう事かと言うと、例えば…
66話に
そういうのは転生の特典に『ぼくのかんがえたさいきょうののりょく』を要求するようなバトルジャンキー任せるべきで、
ワタシは現場から一キロ以上離れた場所で優雅に美味しいお菓子を味わっているべきなのに、
たとえ異世界でも世の中までは甘くできていないんですね。
…と言う表現があります。
こちら、一つの文(句読点で言うマルまでの間)に~べきで、~べきなのに、〇〇。
と、なっています。
この、「畳みかけるような表現」が全編通して多用されています。
そこが、ある意味魅力です。
表現における足し算の美学を感じますし、主人公の語り口の味だと思います。
一つ一つのワード自体はパワーがあって面白いです。
ですが、この「一文」の中に多くの情報が盛り込まれている場合、
読む側は飲み込みづらいのです。
相当頭の回転が良くないと「映像」として思い浮かべるのが容易ではありません。
「Aのようでもあり、Bの様相も含むCが、アタシにDのように襲い掛かって心を砕く。」
と、言われると、読んでいる方はちょっと混乱してしまうのです。
…なんせ、脳みその容量が少ないので…(笑)
それが、くどい、と感じる理由かな?と思いました。
ただ、個人的には面白い表現だな、とは思います。
例えるなら、お米の上にウナギをのっけて、その上にさらにお米で一旦ウナギを隠し、もう一枚ウナギを乗っけて
ダブルうな重にしたところに、さらにサービスで卵たっぷりの鰻巻がどーん、と乗っている…
そんな文章のイメージです。(笑)
人によっては、全部美味しく食べきるのがキツイ…と感じるかな~…と思いました。
それと、主人公が羞恥に悶えるシーンが多すぎるのも「くどい」と感じるのでは?
と思いました。
そもそも、「ケモミミ幼女になって、美少女達から好かれて愛されまくる」と言う事が
そんなに拒否すべき内容だとは思えません。
それが多少常軌を逸している愛情表現だとしても(笑)
むしろ、そんなに拒否するなら、自分と代われ…と思います。(笑)
キャラクターは立って居ると思います。
ただ、振れ幅がデカすぎて…(笑)ちょっと戸惑う部分もあります。
特に、シリアスさんがお顔を覗かせた時と、通常営業の変態時との差が凄まじいです。
最初のシリアスさんのターンでは序盤がアレだっただけに、ちょっとびっくりしました。
ただ、シリアスもきちんと描かれていて、それはそれで楽しかったです。
シリアス表現のターンはきちんと描けていて凄いな~と思いました。
ありがとうございました!
作者からの返信
>>伊坂 枕 様
丁寧なコメントをいただき、ありがとうございます。
こんなにも沢山のご指摘をいただけたことがないので、改めて自分の文章を見つめ直すきっかけになったのと同時に、大きな励みになりました。
文章のクドさに関しては、自分でも書きながら常々思ってはいるのですが、一人称視点での作品でもあることから、キャラクターとの兼ね合いなどの弊害により、書き直すこともなかなか難しいといった感じになってしまっています。
少しでも読みやすいように直すべきなのはわかっているのですが、なんとも……。
全体の表現の落差に関しても課題ですね。
今後も精進します。
改めて、丁寧に読んでいただき、誠に有難うございます。
私の方からも、時間ができ次第、伊坂様の作品を読みに行かせていただきたいと思います。
こんな稚作ですが、これからも読んでいただけたら幸いです。