二十代の未熟

夢少年

覚えてるだろ 世界はぼくらのものだったこと

オトナたちには 分かるはずない

baby wordボクラノコトバ

夢と魔法を探して いつも冒険していた


覚えてるだろ 空き地に建てたぼくらの砦

オトナになんか なってやらない

ぼくらにはまだ忘れられない

ガラクタにかける呪文の唱え方


勝手に流れて変わってく時間とき

「ウマいやり方」でやり過ごす日々

何もかも変わったわけじゃないし

何ひとつ変わらないわけじゃない


ブロック塀の上 雨傘さして

1・2の3で跳び下りたなら 風に乗っていける



同じ世界モノを見て 同じように笑う

けれどぼくらは 同じじゃないから

ぼくはナイフ きみはランプ

2人でちょうど 冒険するのにぴったりなんだ


本気になった 研ぎ澄ますknife

牙のむき方もいつか覚えてた

何もかも変わったわけじゃないし

何ひとつ変わらないわけじゃない



「暗いのが怖い」

それなのにいつも 逃げ込む先は暗闇

消えかけたランプ

傷つけるより傷つくことを選ぶなんて

臆病だけど 弱虫だけど そのこころは


そのこころは Ah

そのままでいろよ そのままがいいんだよ



幼い夢を捨てて泣いて 立って走り出す

走っているぼくは まだ痛むよ

幼い夢を捨てて 何も感じないやつらの

嗤う声なんか 蹴飛ばしてやれ

幼い夢を抱いて捨てず 育てるきみが

ぼくは好きだ ぼくは好きだ


勝手に流れて変わってく時間とき

「ウマいやり方」でやり過ごす日々

何もかも変わったわけじゃないし

何ひとつ変わらないわけじゃない


ブロック塀の上 雨傘さして

1・2の3で跳び下りたなら 風に乗っていける

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