来る・来ない……来るで終わった花なのに

煙草の香りは部屋から消えた

「忘れないで」……泣いた笑顔の甘い罠

狩人よ　僕は捕らわれたままだ

「アンタくらいの男は掃くほどいるわよ」と

一山いくらの女（アタシ）が言うの

チャットでのデート　「好きよ」とカキコんで

現実よりもリアルな一瞬

「じゃあな」っていつもとおなじケータイの別れに

がぶり　冷めたコーヒー

優しい顔しないで　いつか離れてく未来見えてる

……好きになれない

きみのこと分かってるから綱わたり

言わない、だからそばにいられる

分からない　あなたがわたしを好きなのか

わたしを手に入れたいだけなのか

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