　この間、友達と中二病について語り合った。

　まず、中二病とは何なのだろうか。

「中二病の根底にあるものは『自分は他の人とは違う』という思い、または願望だ」とその友達は言う。

　自分は他の人と違うと思うことは、「自分」をしっかり持つこととイコール関係なのではないかと思う。

　テストで良い成績をとる、なんらかの大会で優勝する(したい)……というのも「自分は違う」のうちに入るだろう。自分はこう在りたいという願望こそ、中二病なのである。世間一般から痛い痛いと言われているやつだって、その一例に過ぎないのだ。

　人間はこれらの中二病的思考によって人生を豊かにしていると言っても過言ではないだろう。

　逆に、「自分はこの社会に埋もれている」と感じ、自分を追い求めなくなった時、人生はクソつまんないものになると思う。

　こんなことを書いて何を言いたいのかというと、「みんな中二病なのだ」ということだ。

　さあ、中二ライフを楽しもうではないか。さあ、みんなで中二病しよう。

　中二病の僕から中二病の君へ

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