牛乳ひとつで、よくもまぁ…

一言で、ブッ飛びです。
私にはこのような感性はありません。
脱帽。

「あるある」なのか、想像力の賜物なのか、分かりません。日常の風景を切り取ったようにも、まったく非日常の、洗練された破綻のようにも思えます。
この作者さんの作品の多くは、不思議な世界観と万華鏡のようにくるくると景色の変わるもので「言葉の乱反射」と勝手に呼ばせて頂いていますが、むしろこの作品は、ステンドグラスのように主人公の心を透過しつつ、薄いフィルタリングを施し、物語に仕立てています。
それが無ければ感想文。それがあるから面白い作品。文学の奥深さを垣間見た気がします。

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