塩辛さの正体は、きっと誰もが気付かない

とある"いい子"が始めた、とある転校生への苛め。その時の虐めたいという感情の正体に、社会人になってから母の塩辛いおにぎりを通して気付くお話。

綺麗に収められた構成に、歪んだ感情・正体が垣間見えて美しく感じさせられる。そして、内容通りの塩辛い読後感は、自らを省みる瞬間を与えるだろう。

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