第16話 DNA?

小学校のクラスのお楽しみ会で

親子混合でドッジボールを

やることになった

何しろ最後にやったのが

思いだせないくらい昔のこと

まぁ適当に逃げてればいいやね

くらいの気持ちで始めたら

ボールが2個に増えるとか

そんなの聞いてねー


それでもジャンプしたりして

必死に逃げてるうちに

ハッと気づいたら

残っているのは私と娘だけ!

だけど中々勝負がつかない

なぜって逃げるのは大得意だけど

敵に当てることができない

ていうかボールさえ取れない

まさか娘も全く同じ

へたれタイプだったとは…


結局二人とも体力の限界で終わり

親子でぜーぜー こんなことなら

もっと早くに当たっておくんだった

だけど身体が勝手に動いちゃうしな

それにしても親子って

こんなとこまで似るのねー

改めてびっくり


どうせなら、攻撃が

上手になりたかったかな


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る