躍り、捧げよ、緋のクルシュニカ

花蓮舞の舞手に魅せられた王は、彼女を王宮に召しあげた。
彼女が月に一度、神のために捧げる舞い。
王を魅了したその舞が、なぜ禁じられたのか。

王が彼女の舞に酔うように、よい意味で読み進めながら文に、そこに描かれる色や青銅琴の音に酔うような感覚に襲われます。

そんな感覚を体験したい方や、東南アジア系の作品スキーさんにお勧めしたい作品です。

個人的には最後の、今に戻ってくる感がとても好きです。

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