蜂の巣を見つけた。さて、どうしたものか。

家の庭に蜂の巣を見つけた。
さて、どうしたものか。

そんなありふれた出来事から始まる不思議な観察日記。
作者さんの生き物に対する距離感がとても自然で、つい一緒に観察をしているような気分になる。

そこで垣間見えるのは、自然の無慈悲さと、人間の傲慢さ。
そして、生きることの純粋さ。

ただ、ありのまま蜂のことを書いているだけなのに、最後はなぜか少しだけ泣いてしまった。

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