第19話 魔法少女ふるちん

 王立学問所に踏み込んだ数十名の警備隊は、引き続き警戒を厳にして、敷地内を取り囲んでいた。


 ミリオンが率いる第一警備隊は、騎馬だけで五十前後を擁する。

 王都の警備では、もっとも機動力に優れるため、大きな事件や暴動が起きたときは、真っ先に駆けつけるのであるが――


「では、走査スキャニング系の大規模魔術を使ったのは、ランパート老師、あなたなんですね?」


「肯定」


 ペストマスクをかぶった魔術師――老師ランパートが口数も少なくうなずく。


 王都全体を覆うような、広範囲の魔術儀式が、事前に通告なく実施されたとあれば、敵国の偵察を疑うのがセオリーであった。


「やれやれ、久しぶりに顔を見せたかと思えば、ずいぶん偉くなったもんだねえ、この子は」


 緑のドレスに身を包んだドワーフ――老師シルベウスが、扇子を鷹揚にゆらす。


「ランパート老師と、その協力者たるシルベウス老師は、いったん警備隊の詰め所までお越し頂き、報告書の作成に協力していただきます。ウマは乗れますか?」


 これは、「がっつり説教するから、素直に同行せよ」という意味である。


「うへぇ、だわね」


 髪を短く切りそろえ、男性と同じ軍装に身を包む十六の少女は、はるか年長の恩師といえども、容赦する気配がなかった。


「ごめんねー。あたしたちが、王都中の魔法陣のある建物を知りたいってお願いしちゃったせいで」


 カルラも恐縮しきりである。


「いえ、あなた方の行動は、ボクが正式に承認したものです。気に病む必要はありませんよ」


 昼に別れたばかりの吟遊詩人には、柔和な顔を見せるミリオン。


「遠隔地から王都に侵入できてしまうゲートが実在するならば、ボクたち警備部門がその全てを把握していなければなりません」


「あ、ちゃんとしたお仕事だったんだ」


「カルラさんたちの報告を受けてから、本格的に実態調査を開始するつもりだったんです」


 若いながらも、なかなか人使いが上手いとカルラは感心した。

 やる気のある人間を自由にさせて、実利を得る戦略である。同じように、この警備隊長の誘導にのって暗躍するエージェントが、どれだけいるかは見当もつかない。


「ふるちんさんは、ご一緒じゃなかったんですか?」


「んー、さっきまでいたんだけど、どこに行っちゃったかなあ」


 カルラにならって、ミリオンも研究室内を見渡すのだが、反省のそぶりもない二人の魔術師と、副官のガウス、あとは忙しく部屋を出入りする兵士達くらいしか見当たらなかった。


「あ」


 カルラが声をあげると、その方向に一人、物陰に隠れる少女がいた。


 その姿を見るやミリオンは、全身に稲妻いなずまが走ったかのように、びくりと身体をしならせた。


「……か、か」


 詰まった息を懸命に取り戻そうとする。


 白いドレスは、可憐なアレンジが施されているとはいえ、魔術師の基本は押さえており、年若くも彼女が学問所の徒弟であることは容易に推測できた。

 しかも、恥じらいの表情で、ミリオンをちらちら盗み見しているではないか。


「ろ、老師! あの少女は、あなたのお弟子さんですか!?」


 ようやく呼吸の仕方を思い出したミリオンは、シルベウスに詰め寄った。


「おや、気になるのかえ? じゃろうねえ。ミリオン嬢は、昔から可愛らしい女のコに目がないからのう。くっくっくっ」


「か、過去を捏造しないでいただきたい!」


「知りたいか?」


「いえ……取り調べれば分かることです」


「紹介してやろうかえ?」


「そんな必要は! ……よもや、お孫さんですか?」


「あたしゃ未婚で、まだまだピチピチの八十歳だよ」


 ヒト種に換算してどのくらいであろうかと、ミリオンが両手の指で計算する間に、カルラとシルベウスは、おびえる少女の両腕をおさえ、むごたらしくも警備隊長の前に引き出した。


「まあ、あたしの取り調べを容赦してくれるなら、かわりに、この者をおまえさんに引き渡すのじゃが、どうかな」


「引き渡す……えっ?」


「まだ弟子になって間もないといえ、あたしらの儀式をつぶさに見届けておった、れっきとした証人じゃよ。この者を、おぬしが、じっくりねっぷりと尋問して……」


「人を、いかがわしい獄吏のように言わないでください。お、お嬢さん、ボクはそんなことしませんので、安心してくださいね!」


 怖がらせないよう、ゆっくり弟子に近づくミリオンだが、声がうわずっている。


「すごい汗です。身体の調子が悪いのですか?」


 ミリオンが額をくっつけると、とんでもない熱さである。


「き……」


「き?」


「気付けよ、ばかぁーっ!」


 涙目になってミリオンを突き飛ばす弟子を見つめ、ようやくミリオンは気付く。


「ふ、ふるちんさん?」


「どーみても、そうだろ。この格好で、ウマで市中引き回しって、俺がなにしたってんだよ!」


「それは申し訳ないことをしました。あまりに可憐な少女の姿だったもので」


 思わずミリオンは、ふるちんを抱きしめる。


「ああ、あなたが、こんなに可愛らしい格好が似合うだなんて。もとより、愛くるしくはありましたが、恥じらう姿も格別です。それにこの装束との調和が絶妙で」


「や……やめ……もぐぉ」


 胸を押しつけ、頭をなでまくりである。


 ふるちんは全力で押し返そうとするのだが、相手は十六の少女とはいえ、王国一の武人である。腕力では、まったくかなわない。


「ああ、かわいそうな、ふるちんさん。こんな倒錯的な姿に変えられてしまったとは、いかなる魔女の呪いかと、身体の震えを禁じられません」


 今度は、強烈にほおずりをしはじめる。


「しかし、あなたも悪いんですよ。男の子なのに、こんなにもドレスが似合うなんて、ズルすぎます。許されるならボクだって、こんな服を着てみたかった」


「あー、完全に、自制がきかなくなってるねえ」


 他人事のようにシルベウスがいう。


「ほらほら、ここじゃあなんだから、執務室に戻りましょ」


 やんわりカルラが引き離したころには、すっかり、ふるちんはグッタリ状態である。


「ほら、だいじょうぶ、だいじょうぶ。あたしも付いてくから」


 抵抗する気力もない男のの手をひき、カルラは建物の外を出る。

 研究棟の外壁には、青銅製の環がずらりと吊り下がり、その一つに、ミリオンのウマもつながれていた。


「あ、いつものと違う子?」


 体毛が金色に輝く、はじめて見る馬種である。激務の隊長だけに、何匹かを所有し、常にローテーションを組んでいるとのことだ。


「うわ、竜までいるじゃん」


「あれは竜人ですな。繋ぎ場に奴隷をつなぐとは、悪趣味にもほどがある」


 追いついた副官のガウスが憤る。


「亜人種っぽいけど、人の言葉とかわかるの?」


「簡単な指示に従う程度は、人語を解します。誰が連れてきたのか、あとで調査させましょう」


「そうしてください」とミリオンも承認する。


『あれって、なんかのクエストと紐付いてそうな感じしない?』


 カルラがチャットで問いかけるも、ふるちんの反応がない。


――あー、さっきの強引な愛玩が、よっぽどショックだったんだねぇ。あたしも止めればよかったよ。ごめん、ごめん。


 カルラは、後々参照できるよう、会話ログと場所ロケーション情報をセットでブックマークした。


「そういえば、ミリオンちゃんって、従者がいないんだね」


 手綱を環から外すミリオンを眺めながら、カルラはふと思ったことを口にした。


「ただの警備隊長ですからね。なんでも自分でやりますよ」


 三つある警備大隊のトップであるから、ある意味、連隊長クラスの待遇があってしかるべきなのだが……。


「騎士だと許されるの?」


「お金があれば、ですかね」


「昔は、誰も彼も、従者を最低一人は連れていましたが、だんだんと廃れましたな」


 ガウスが懐かしい目をする。


「騎士が主人や恋人に会っている間、従者に時間をつぶさせるための店が繁盛していたくらいです」


「うわ、お金かかりそう」


「そう、それで維持が難しくなりました。平和が続きすぎると、騎士も稼げる仕事がなくなっていくのです」


 実に、せちがらい話ではある。

 ファンタジー世界というから、街の内外に魔獣が跋扈し、悪の魔術師が世界征服を狙っていて、騎士たちも大活躍かと、カルラは漠然と考えていたのだが。


「それゆえ、今は、なんのかんのと、このガウスが隊長のお世話を担っておりますゆえ」


 ガウスは誇らしげに胸を張る。


「そうですね、ちょっと甘えすぎてますね。王都の住人がぐっと増えるようなら、王都の外も警備しなくてはですが、そうなると、武器などの携行品が膨大になります。従者も雇わないといけません」


「小姓ならともかく、ふるちんに従者は向かないからね」


 それとなく、カルラが釘をさす。


「わかっていますとも。ふるちんさんには、もっと重要なお仕事がありますから。さて、ウマの準備が整いました。ふるちんさん、乗ってください」


 魔法少女姿のふるちんが、その一語に反応する。


「もっと重要な……仕事……?」


 抵抗を許さないミリオンの豪腕が、その男のを軽々と持ち上げる。


 ミリオンは、鞍の前側に乗せようとするが、ふるちんはその後の絵面を正確に想像して、ぶんぶんと首を左右にする。


「後ろがいいんですか? すごい揺れますよ」


 強引にふるちんを鞍に預けると、ミリオンはその後ろに乗る。

 ただでさえ歳下のふるちんが盗賊シーフ向きの小柄な体格なため、馬上でも、手綱をもつミリオンの内側にすっぽりとおさまってしまう。


「わー、ふるちん、お姫様みたい」


 カルラが、邪気なく素直な感想をのべる。

 魔術師だというのにフードのない今の装束を、これほど恨んだことはないであろう、少年ふるちん。


「では、先に出発しています。不慣れなふるちんさんのために、ゆっくり行きますので」


「ひぃ」


 ふるちんの短い悲鳴。


 その場の誰もが、「あんたが長く楽しみたいだけだろう」と突っ込みたかったのだが、ここで引き留めては、衝動を抑えきれなくなったミリオンが、ウマをとばして王都外に逐電しかねない雰囲気だったので、皆やめておいた。


 うつむいたままの男のを、後ろから抱きかかえるように、ウマの手綱を握るミリオン。彼女は道中ずっと、ふるちんの髪の匂いをかぎつづける。


「天使の香り……くんかくんか」


 ふるちんは、犠牲になったのだ。




「カルラ殿は、このガウスめがお送りしましょうかな」


「あ、あたしウマ乗れるから。貸してくれる?」


 吟遊詩人はあらゆる動物にまたがって旅するものだから、初めから騎乗スキルは優遇されているのである。


「それは重畳。して、折り入って相談がありますので、くつわを並べる無礼をお許しいただきたい」


「ミリオンちゃんのこと?」


 鞍にまたがり、馬首を門に向けるカルラ。


「それと、ふるちん殿について」


「うん、あたしも心配してる。今日のミリオンちゃん、ちょっと壊れちゃってるよね。やっぱ過労?」


 なにしろ昨晩まで、暗殺者を相手に大捕物を仕掛け、執務室まで破壊されているのだ。


「実は、ミリオン隊長が初めて情緒を不安定にしたのは、丁度、一週間前のことでして」


「あらま」


「今日と同じく、水曜ウンディーネの日です」


――それって、あたしとふるちんが、初めてあった日。


「ミリオン殿が、初めてあなたがたに出会った日です」


「ああ、あの日……」


 ふるちんが初ログイン早々、盗賊であると名乗って、街の住人から袋だたきにされた記念日である。


「どうにも、ふるちん殿には、ひとを魅了する特質があるらしく……隊長殿も、あれ以来、すっかりお気に入りのようでして」


「だって旅芸人だもん。第一印象にかけては、わたしもわりと自信ありますよ?」


 おそらく、すべてのプレイヤーが、NPCノンプレイヤーに好意的に受け入れられるよう、魅了カリスマの値を高めに設計されているのではなかろうか。そうカルラは思いはじめていた。


 伝説の勇者だとか、亡国の王女であるとか、組織のお偉方に出会ってすぐに気に入られ、ご都合主義的な展開に向かわせるためだ。


「たしかにカルラ殿も魅力的な御仁ですが……人には好みや宿命というものがありますからな」


 よほどミリオンにツボだったのか、ふるちんのステータスが、運営から特別に盛られていたのかは定かでない。


「同時に、隊長は警戒していたのです。ふるちん殿が、籠絡ろうらくの術か、名のある詐欺師の手管を使っているのでは、と。なにしろ、ここは王家のお膝元。他国の間者がことをなすに、最も警戒すべき土地です」


 そういえば、この王国には、国境を接する国が、あと三つはあるようだった。

 まだマップはリリースされてなさそうだが、執務室の世界地図では、カルラも確かに見覚えがあった。


「そして、ふるちん殿は、活躍もめざましかった。最大の盗賊ギルドのマスターをまたたくまに味方につけ、作戦を立案し、的確にそれを実行させる。十六で警備隊長となったミリオン殿も大したものとは思いますが、ふるちん殿は、わずか十二歳の子ども……」


「んー、たしかに、ちょっと凄すぎるかもですね」


 さすがに「PCプレイヤーだから成長が早い」とか、「現実リアルでは、立派な勤め人」だとか、「そもそも、展開がPCプレイヤーに有利」とは、説明しようがない。


「募る好意と疑いとで板挟みになり、今日……その、あまりにも隊長好みの姿格好で不意に現れたせいで、理性に歯止めが利かなくなったとしか」


「たしかに、あれは反則よね」


 百人が着れば、千人が愛らしく見えるであろう傾国レベルに萌え萌えな衣装を、魅了カリスマ高めの少年に着させて、調子にのったカルラが、全力で化粧を施したのである。自分でやっておきながら、この吟遊詩人も、何度かもだえ死にを覚悟したほどだ。


「申し訳ないというか……なんだか不憫ですね」


 ガウスがうなずく。


「すでに結婚しておかしくない年頃の貴族の令嬢が、武家の長子だからとはいえ軍服に身を包み、我々のようなムサ苦しい男どもに囲まれて激務に勤しむ。もっと愛らしい服も着たかったでしょうし、同じ年頃の女性と詩歌や演劇を語らってすごす生き方もあったはずです」


「じゃあ、どうします?」


「もし、カルラ殿と、そして、ふるちん殿がお許しいただけるなら」


 すっかり父親のような表情をして、ガウスは頭を下げた。


「今は思う存分、甘えさせていただきたい」


        ◆        ◆        ◆


「決めました」


 要塞の仮執務室に戻ったミリオンは、生真面目な顔つきで軍令を発する。


「ふるちんさんは、毎日この服で出勤してください」


「できるかっ!」


「なんとワガママな」


「それは俺のセリフだ」


「できない……。確かにそうですね。毎日同じ服というのは、うるおいがありません。では、ボクがあと数着ほど、ふるちんさんに似合う素敵な服をご用意しましょう。それを順繰りもんぐりで着用してください。ふるちんさんを見たら、ボクが何曜日か分かるようだと嬉しいです。ああ、想像するだけで、ため息が出ます」


「だから、抱きつくなってーの! ……って、なんで、おまえ泣いてんの」


「わかりません。でも、ふるちんのそばにいると、切なくて、胸が締め付けられるんです」


「ワケわっかんねえ」


 あふれ出る感情を、説明も整理もできず、男のの肩口を濡らす少女。


「あーもう。今日は、好きにしてくれ」


 ふるちんが為すがままに身をあずけ、どれほど時間が経過しただろうか。

 いつしかミリオンは、もたれかかったまま静かに寝息を立てていた。


 カーテン向こうからカルラが顔を出す。


「落ち着いた?」


「なんだ戻ってたのか。とりあえず寝てるよ」


「女性の服もお似合いですぞ、ふるちん殿」


「褒めてるつもりかもだけど、全然嬉しくないからな」


「いやいや、今後、くさとして働くならば、変装も重要な技術でしょう」


 その言葉に、はたと気付く。


――そっか、盗賊シーフってのは、いわゆるニンジャみたいな仕事を請け負う職業クラスなのか。


「こんなんでミリオンが安心できるってんなら、たまにはいいかな」


 どうしてもミリオンと後輩の姿が重なり、むげにできないのが、ふるちんの甘さだ。


「やっさしー。お姉ちゃん、そういう子、好きだよー」


 カルラが、ミリオンの逆サイドから、ふるちんの腕に抱きつく。


「やめれー」


「なんで? 女のコに抱きつかれるの嫌い? 恥ずかしい?」


「俺の地元じゃ、ハグの習慣がないんだよ。だから……どう返せばいいか……戸惑う」


 正直な気持ちが口に出た。


「ふっふーん」


「なんだよ」


「難しく考えると、頭がつぶれちゃうよ。こうして抱きついたらね、ふるちんも、抱き返してくれたらいいの。そんだけ」


 こつんとカルラの頭が、ふるちんに預けられる。帽子のスキマから、柔毛に覆われた耳がのぞいていた。


――この世界のエルフって、けもミミなんだ。それとも、森エルフだけ?


「そうしたら、お互い受け入れられてる、必要とされてるって信じられるでしょ? あとは、じっとしてるだけで……ほら、心臓の音が、だんだん、同じになってくるんだよ」


 そんなバカな……と、いぶかしみつつも、静かに伝わってくる鼓動に、ふるちんは心を澄ませる。


「ハグってのはね、お互いの心を同調シンクロさせる儀式なの」


「陸自の時刻規制みたいなものか」


「そのたとえは、よく分からないけど……ミリオンちゃんの気持ちは、すごくよくわかるよ。だって、ふるちんの抱きごこち最高なんだもの」


 さっきまでの〈良いこと言ってる雰囲気〉が、引き潮のように退いていった。


「なるほど、それも一つの手か」


 冷静な思考を取り戻した少年が、またひとつひらめきを得る。


「うん?」


「いやな、貧民街の連中に仕事をさせるって大目標があるじゃん。学校造りも、その一環だけど、効果が出るまでに時間がかかる。連中がすぐにでも始められそうな仕事って何かと考えてたんだけど」


 ふるちんは、邪悪な魔法使いの笑みを浮かべた。


「この街って、風俗営業がまったく無いんだよな」

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